No.334 広島市中区 O様邸 マンション全面リフォーム事例

漆喰と古材で描くモダン空間"大人の二人暮らし"を都心で実現

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濃い目の無垢材と白い漆喰壁で構成した飽きの来ないスタイリッシュモダンな空間。
リタイア後の第二の人生を謳歌するにふさわしい便利な都心のライフステージがここに完成。
東区にあるご主人の実家で暮らしていたOさん夫婦。今後を考え、職場にも近く利便性の高い場所に暮らしたいと、物件探しからリノベーションまでワンストップサービスを手がけるマエダハウジングを訪問。70㎡前後の広さでリノベーションできる物件を探したところ、中区の川沿いに建つ築8年の中古マンションとめぐり合った。
窓の外には豊かな緑と川の美しい眺望が広がり、築浅で設備の使用状況が良く、立地も良かったことから購入を決定。リノベーションプランは、無垢材の床と漆喰壁を基本に飽きの来ないシンプルな空間構成とし、トイレと玄関を広くしたいご主人と、キッチンを使いやすくしたい奥さまの要望を踏まえたものに。
和室を取り込んで広さを増したLDKでは、梁にアメリカの古材を使って白い空間にアクセントをプラス。ワインの好きなお二人が友人を招いてホームパーティーを楽しむことができ、「あえて時計を置いてないんです」と、時間を忘れてゆったり過ごせる空間を実現した。
さらに、ご主人の思い入れが深い玄関には大理石が貼られ、マンションとは思えないほど広く高級感に満ちた空間。手すりや照明にアイアン製のものを採用し、フレンチモダンテイストの雰囲気が漂うスタイリッシュ空間が完成した。「引退後は、ここで二人で料理を作って楽しみたい」と、すでにリタイア後の生活にも思いを馳せている。

リフォーム前

リビング リビング
リビング 洋室
玄関

見取り図

リフォーム後

古材の穴から漏れる間接照明の光も◎ ダークブラウンと白を基調とした空間に馴染むインテリアは、木調のアイテムを選択。無垢材の床とも同調した落ち着きのあるナチュラル空間を構成している
新たに設けたウォークインクローゼットの横には3段の飾り棚。棚の間隔が広く、視覚的にゆとりを感じさせる。飾るアイテムも個性的でユニーク パソコン作業ができる書斎スペースもリビングに確保。上部に飾り棚を取り付け、ディスプレイも楽しめるコーナーになっている
防音施工してから床に貼った無垢材と古材の梁が温もりを感じさせる、明るいLDK。大きめのダイニングテーブルはホームパーティーを意識して購入した キッチンカウンターのリビング側にはディスプレイ棚を取り付け、ワイングラスを逆さに吊して収納を兼ねる工夫も施されている
既存のキッチンもまだ使えたが、新しい空間に合わせて一新。フローリングだった床には大理石調のタイルを選んで貼った キッチンカウンターの表面には、ご主人が色にこだわって選んだモザイクタイルをちりばめた。シンプルな色の空間にほど良いアクセントが加わり、ペンダントライトとともにカフェ風の雰囲気を漂わせる
玄関ドアを開けると、マンションのイメージとはかけ離れた、驚くほど広く優雅なエントランス。トイレに付属した、移設困難な内部構造物も、飾り台のようなあしらいで目隠しする工夫を凝らして問題解決 ほぼ東向きで、朝日を浴びてすっきり起きられる寝室。シックなデザインの照明は施主支給によるもの。車椅子生活になった場合を考え、片開きドアは引き戸に変更した
リビングへの風通しを考え、天井下に窓を開口。取り付けたのは、アンティークガラスをはめ込んだレトロテイストある窓 ゲストルームとして使う予定の洋室。壁のクロスと床を貼り替え、寝室と同じデザインの照明を取り付けた
壁のモザイクタイルや床のタイル、レトロな配管や蛇口などご主人のこだわりが随所に。造作カウンターの手洗い器は有田焼

リフォーム概要

リノベーション費用 約700万円
延床面積 85.0㎡(25.0坪)
施工面積 78.0㎡(23.0坪)
築年数 8年
間取り変更 3LDK→2LDK
工事期間 2.5ヵ月
施工箇所 全面
種類 マンション
施工 マエダハウジング安佐南店

細かい部材も迅速に探してもらえイメージ通りの空間ができました!

便利な立地条件ながら豊かな自然を間近に感じられる物件が見つかり、イメージ通りのリノベーションができて大満足です。古材を使ったLDKの化粧梁は、最大3mもあって搬入や施工が大変だったようで、大工さんにはご苦労をかけましたが良い雰囲気になりました。
移設困難なトイレの内容構造物をうまく解決してもらったり、イメージに沿うアイアンの照明や手すりを迅速に探してもらえたのもありがたかったです。