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No.693 広島市安佐南区 T様邸 マンション全面リフォーム事例
カフェ気分になれる家は自然素材の心地良さと将来の住みやすさも考慮
2004年に築浅の中古マンションを購入して住んでいたT様。
それから12年後、床が浮いたり水回り設備の劣化が目立ち始めたことからリフォームを検討し始めた。「家族が安心して暮らせる空間にしたくて。キッチンから子どもの様子が見えるようにするとか、せっかくリフォームするなら全面改装しようと決めました」とT様。店の看板を信号待ちの間に度々見ていたマエダハウジングを訪ね、まずは家に対する悩みを伝えてマンションの施工事例を写真で見せてもらいながらリフォームの手順をレクチャー。女性コーディネーターと相談を重ねるうちに、ぼんやりと描いていたリフォームのイメージがだんだん具体的に描けるようになっていった。
壁面にガラスを多用することで開放感を増し、全体をカフェのようなおしゃれな空間にコーディネートした。「オリジナリティーを大切にしたかった」と、できるだけ既製品は使わず、ドアや窓、キッチン収納などあらゆる建具を造作で調達したことも、スタイリッシュ感あふれる空間づくりに貢献。また、自然素材も積極的に採用し、床は自然塗装したナラの無垢材、壁はご夫婦が親族や友人らと力を合わせて漆喰塗りにした。
リフォーム前
洗面 | 浴室 |
トイレ | 玄関 |
キッチン |
独立型で閉鎖的だったキッチンと隣の洋室をリビングダイニングに取り込んで誕生したLDKは、"カフェ気分になれる家"をイメージしたご夫婦の理想的空間。ダイニングでくつろぐ家族や友人と会話しながら料理ができ、以前より配膳がスムーズになったことに奥様は喜んでいる様子。ご主人は念願だったPCカウンターと照明へのこだわりを実現。照明のスイッチはつまみを上下させるトグルスイッチで統一し、水回り以外は全て暖色系の照明を選択した。「帰宅後、キッチンのペンダントライト1つだけを点けて落ち着ける雰囲気にするのが好きですね」と満足そうなご主人。
常に家族全員がつながりを感じられる間取りになり、さらに絆が深まる家を叶えたT様は、共に家づくりを成し遂げたスタッフに深く感謝しているという。
物置だった洋室と独立型のキッチンをリビングダイニングに取り込んでLDKにし、ダイニング横にPCカウンターを設置。廊下に面したキッチンの出窓は防音対策のため二重サッシを取り付けた。和室は収納目的の洋室に変更し、リビング横の洋室は収納スペースを取り込んで広さを増した寝室に。水回り設備は全て一新。床や壁は自然素材の採用で快適性を高めた。
リフォーム後
リビングの一角を洋室とし、奥様のアイデアでモンスターオークという幅広の床材を壁全面に採用。コーナーに設けたニッチにはアイアンで作ったキーフックが | システムキッチンは汚れが目立たず掃除しやすいパナソニック製。「常に家族が顔を合わせていられるのがうれしい」と奥様 |
上段に設置したキッチン収納は、購入した下段の収納棚の風合いに合わせて造作。キッチンの壁は色合いを考えて漆喰でなく珪藻土塗りにした | 自然素材の心地良さを存分に感じられるリビング。寝室や洋室の室内窓がリビング空間に明るさと開放感を与えてくれる |
ご主人が仕事で使うPCコーナーのカウンターや棚も造作。使う度にプリンターを取り出していたわずらわしさが解消できた | 寝室の室内窓の上にはロールスクリーンを設け、リビングから漏れる光を遮断できるようにした。そのため夜遅くまでご主人がリビングにいても寝室を暗い状態にでき、奥様とお子さんの安眠を妨げないようにすることができる |
居室とは一変してクールな印象にまとめた洗面室。広さを増した分、造作棚を設けて収納力を向上 | お好みで色調が変えられるライン照明をご主人が気に入って採用したパナソニックのシステムバス |
タンクレスタイプを選んだトイレ。壁にはアクセントクロスを張り、照明はマリンランプを採用 | 手持ちのタンスも収まる大容量のクロゼットを壁面に確保した、収納目的の洋室。リビング同様、床はスリッパ要らずの心地良さ |
室内窓を大きく開口したことで明るさと開放感が増した玄関。窓ガラスが泡入りのため、リビング内が丸見えにはならないのが特長 |
リフォーム概要
物件購入価格+リノベーション費用 | 1100万円 |
種類 | マンション |
築年数 | 約19年 |
施工面積 | 70㎡(21.2坪) |
施工箇所 | 全面 |
工事期間 | 3.5ヵ月 |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
施工 | マエダハウジング安佐南店 |
リフォームを終えて
子どもの様子が常に分かる間取りになって安心でき、気持ちの安らぎも以前に増して感じられる家になりました。私たちのこだわりを細部まで実現してくれた女性コーディネーターさんの提案力が素晴らしく、この家は彼女と私たちの力作だと自負しています。主人はリフォームアドバイザーさんに仕事の悩みまで相談していたようで(笑)。お店に行くことがなくなり、「もう1回リフォームしようかな」と2人で冗談を言い合っています。