東広島市 戸建住宅全面リフォーム 3年後

実家にあった蔵が本と過ごす別宅へ。特別な居心地を今も楽しんでいます。
今回訪問した人東広島市 T様


大学で中国文学を教えているご主人が、増え続ける専門書や資料などの蔵書を置く場所に、奥様の実家にあった蔵を再利用。広島市内の自宅から今は週に1度の訪問だが、退職後は毎日でも往復したいと楽しみにされている。

奥様の実家で築140年以上の歴史を重ねてきた蔵。当時は物置きの役割りだったが、3年前にご主人の蔵書を収納する場所へと生まれ変わった。最初は収納だけを考えていたが、「トイレが欲しいね」「それならキッチンや浴室も」と思いが膨らみ、現在の形になったという。
蔵をリフォームした実績を信頼して、マエダハウジングに相談したご夫婦は、今回のリフォーム後も、いろいろな相談を続けている。蔵の屋根はそのままにしていたが、昨年に調査してもらい補修工事を実施。隣にある母屋のリフォームも、「マエダハウジングなら相談しやすい」と発注。良い関係を築かれているようだ。
今は週に1度の訪問で、建物の掃除や蔵書の整理を続けている。庭や畑の手入れもあり、「汗をかいたり、汚れたりしたとき浴室が使えるので、やはり浴室もつくって正解でしたね」とご主人。「蔵だから家ほど広くないため、掃除もラクです。キッチンを使って、食事ができるのも便利」と奥様。書庫に加えて生活スペースを確保した空間に、使いやすさを実感されている。
 「娘が帰省したとき、孫たちはここで勉強しています。こちらのリビングが隣の母屋より、安心できるのかも知れません」と意外な効果にご主人は目を細める。まだ大学で教鞭を取っているが、退職後はもっと来る回数を増やしたいと楽しみを巡らせる。「研究室や実家にも、まだまだ本がある。これからは蔵書を整理し入れ替えをしていきたいですね」と瞳を輝かせる。それを聞きながら、隣で優しくほほ笑む奥様。自宅と実家、そして別宅を往復する機会は、ご夫婦が元気に仲良く暮らせる、楽しい習慣となるに違いない。


リフォーム後の様子

カウンターキッチンの横にも便利なデスクを設置 玄関ホールの天井まで届く造作書棚。中央は飾り棚に
築140年の頑丈な構造を生かし、当時の梁もそのまま見せたLDK空間。窓は新設して明るさを取り入れた 2階の床は蔵の1階天井に構造床を追加。本の重量に耐える補強も万全。マッサージチェアは娘さん家族からのプレゼント

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