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古い和室をおしゃれにする4つのポイントとは? 部屋作りの方向性と施工事例を解説
本記事では、古い和室をリフォームする際のおすすめテイストやポイント、施工事例を詳しく解説しています。今後、和室のリフォームを考えている場合は、ぜひ参考にしてください。
また、おしゃれな和室のアイデアが知りたい方は、リフォーム実績の多い会社に資料請求するのがおすすめです。マエダハウジングでは、一軒家やマンションなどのリフォームアイデアが100個以上載った資料を用意していますので、気になる方はぜひご確認ください。
古い和室をおしゃれにする6つの方向性
まずは、古い和室をおしゃれにするための方向性を紹介します。
・モダンテイスト
・大正モダンテイスト
・昭和テイスト
・旅館テイスト
・アジアンテイスト
・ナチュラルテイスト
部屋の雰囲気作りには、統一感が欠かせません。そのため、序盤に方向性を定めておくことがおしゃれな部屋のリフォームに重要な要素です。
モダンテイスト
モダンテイストとは、1900年代以降に流行したシャープで現代的なインテリアや色味を取り入れたテイストです。
モダンテイストの特徴は、無機質な素材を使用することによって生まれる人工的かつ都会的な雰囲気にあります。無機質な素材の代表例は、スチールやステンレス、アクリルなどです。
最近では、モダンテイストに活用できるシンプルな家具や材料が増えたため、さらに人気のテイストになりました。カラーやインテリアの素材で個性を演出できるのも魅力の1つです。
大正モダンテイスト
大正モダンテイストとは、茶色や緑色などのくすみカラーを中心に古き良き印象を演出するテイストです。個性を出しやすいテイストとして人気を集めています。
さらに大正モダンテイストの要素を取り入れたい場合は、デザインにこだわりましょう。市松模様や矢羽根柄など、大正時代を代表する柄をインテリアにさりげなく含めることで、洗練された空間にリフォームできます。
昭和テイスト
昭和テイストとは、和と洋が強く入り混じった独特の雰囲気を演出できるテイストです。和と洋が入り混じった背景には、昭和時代の急速な欧米文化の到来が挙げられます。
また、素朴な温かさも昭和テイストに欠かせない要素です。現代的なシンプルな家具を配置するのではなく、昔から使用している使い込まれた家具を有効活用できるのが強みといえます。
旅館テイスト
旅館テイストとは、通常の空間よりもワンランク上を目指して壁紙や家具に力を入れたテイストです。旅館テイストで和室をリフォームする場合は、非日常感を意識してください。
非日常感を演出するためには、おしゃれな間接照明や凝った壁紙・装飾が欠かせません。金銭的にゆとりがある場合は、ぜひ目指してほしい方向性のテイストといえます。
アジアンテイスト
アジアンテイストとは、東南アジアのリゾート地をベースとしたテイストです。開放感とラグジュアリーな小物を取り入れることで、一気にアジアンテイストを演出できます。
また、色味は灰色や茶色をベースにするのがおすすめです。アジアンテイストの基本は、アースカラーによる統一といわれています。他のテイストに比べるとまとめるのが難しいかもしれませんが、気になる方は挑戦してみましょう。
ナチュラルテイスト
ナチュラルテイストとは、自然体を意識したテイストです。そのため、派手な柄の壁紙や高級感を感じる小物は必要ありません。飾り気のない空間を演出することで、温もりを感じられます。
色味は、白や灰色などの日常的な色をベースに使います。ナチュラルテイストの和室にするためには、木の質感にこだわったり観葉植物を活用したりするのがおすすめです。
古い和室をおしゃれにする4つのポイント
次に、古い和室をおしゃれにするためのポイントを解説します。
・古い家具を有効活用する
・清潔感を重視する
・開放感や自然光を意識する
・間接照明を活用する
それでは、詳しく見ていきましょう。
古い家具を有効活用する
古い家具を活用することは、和室をおしゃれにリフォームするための有効的な手段です。歴史を感じる家具が1つあるだけで、和室の雰囲気はガラリと変わります。
古い家具を有効活用するのにおすすめのテイストは、大正モダンテイストや昭和テイストです。小物であれば、アジアンテイストやナチュラルテイストでも有効活用できるでしょう。
清潔感を重視する
古い和室をおしゃれにするためには、清潔感を重視する必要があります。どれだけ方向性を決めて家具を準備しても、壁紙や畳が古く黄ばんでいてはおしゃれな雰囲気を演出できません。
そのため、壁紙や畳の汚れが目立つ場合は、一度張替えリフォームを検討しましょう。後ほど、施工事例でも紹介しますが、和室の張替えリフォームで見違えるほどの清潔感をだせます。
開放感や自然光を意識する
おしゃれな雰囲気の和室づくりには、開放感が欠かせません。開放感を演出するためには、自然光を取り入れる必要があります。思い切ってふすまや扉を取り外して、視界を広げてもいいでしょう。
注意点として、ふすまを取り外す場合は隣接する部屋との一体感が大切です。使用している素材や方向性が違うと、和室だけ浮いてしまうことが考えられます。
間接照明を活用する
間接照明を活用すれば、おしゃれな和室の雰囲気を作り出せます。しかし、安っぽい間接照明を置いてしまうと、雰囲気全体が崩れてしまう恐れがあるため、少し値が張っても納得できるものを選ぶのがおすすめです。
アジアンテイストやナチュラルテイスト、旅館テイストなど、それぞれの方向性に合う間接照明を探してみましょう。
古い和室をおしゃれにリフォームした施工事例2選!
最後に、古い和室をおしゃれにリフォームした施工事例を紹介します。
・障子や天井の建具を一新して清潔感を重視
・アンティーク家具が映える重厚なリフォーム
今回紹介する施工は、すべてマエダハウジングで実施した事例です。今後、リフォームの予定がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
障子や天井の建具を一新して清潔感を重視
まず紹介するのは、大幅なリフォームではなく障子や天井の建具を一新して、清潔感のある新しい和室にリフォームした事例です。障子や壁紙をきれいにするだけでも、雰囲気をガラリと変化させられます。
また、引き戸を開閉する度にきしむ音が気になっていたようですが、リフォームによって改善され快適性を向上させています。
リノベーション費用 |
- |
工事期間 |
- |
築年数 |
約31年 |
種別 |
マンション |
家族構成 |
夫婦+子供1人 |
施工 |
アンティーク家具が映える重厚なリフォーム
次に紹介するのは、アンティーク家具を中心にしたブラックとグレーの重厚なリフォーム事例です。黒で洗練された空間に作り上げたことで、タンスや照明器具などのアンティーク家具がモダンな空間を演出しています。
黒を基調とした空間に、赤い座椅子を置いたのもセンスが光る部分です。和室が一つの大きなインテリアとして確立されて、リフォームした方も大満足でした。
リノベーション費用 |
約150万円 |
工事期間 |
約15日 |
築年数 |
24年 |
種別 |
マンション |
家族構成 |
2人 |
施工 |
まとめ
本記事では、おしゃれな和室の方向性やポイント、施工事例を詳しく紹介しました。
古い和室をリフォームする場合は、自分が納得できるテイストに仕上げるのがおすすめです。まずは、それぞれのテイストの施工事例を見て理想を膨らませましょう。
広島で多くのリノベーション実績のあるマエダハウジングでは、お客様一人ひとりに合わせたリフォームプランを提案します。リフォームを検討している方は、是非ご相談ください。
PROFILE この記事の監修者
前田 政登己