No.1064 広島市安佐北区 S様邸 戸建全面リフォーム事例

世代を超えて絆をつなぐ、それぞれが心地良く暮らし家族の絆が深まる家に

リフォーム前

キッチン 和室
洋室 玄関

お祖母様、ご両親、そして2人の娘さん。4世代6人での同居をきっかけに、築35年の実家をリフォーム。約6年前に浴室、トイレ、洗面室をすでに改修していたため、今回はそれらを除く全面改装に踏み切った。
リフォームに当たって大切にしたのは「プライベート空間と共有空間の両立」。当初は増築も検討したが、予算も踏まえ、今あるスペースを最大限に生かすプランを選んだ。特に心を砕いたのは、2人の娘さんが落ち着いて過ごせる空間づくり。家族の目が行き届きながらも、それぞれが心置きなくくつろげるスペースを確保した。「娘たちの居室は、もともと1部屋だった洋室を分けて2部屋に。ロフトを造ってベッドスペースにし、その下には2部屋がつながるトンネルのようなクロゼットを造ってもらいました。増築することなく思いをくみ取ってもらえ、描いていた通りの子ども室になりました」とS様。
また、高台の住宅地にあって冬の寒さが厳しい点と、経年による老朽化が不安だったため、断熱と耐震にも力を入れた。「震度6の地震にも耐えうる構造にしていただいたことで、これからは安心して暮らせます」とお母様。
マエダハウジングへの依頼は、同社で以前リフォームをした知人がすすめてくれたこと、地元での実績が多数あったことが決め手になった。実際に完成してみると、希望を取り入れつつ、コーディネーターの提案による斬新なアイデアがいくつもプラスに作用したという。特にキッチンに用いた紫のクロスは、自分たちではまず選ぶことがなかったカラーだという。「想像以上に部屋の雰囲気になじんだので、コーディネーターさんにお任せして本当に良かったです。もともと持っていた食器棚まで生まれ変わったみたい」と、S様もにっこり。
また、広さを増したリビングにはたっぷりと陽光が差し込み、4世代で集まる頻度も増えたという。おしゃべりしたりテレビを見たりと、何気ない日常がより心地良い時間になった。生まれ変わった家で、これからまた新しい家族の物語を紡いでいく。



REFORM PLAN

玄関横の6帖の洋室は6.5帖へとやや広くし、祖母の居室として使用。1階の和室6帖2間と広縁、押し入れ、床の間をつなげ、1つは8.48帖の洋室に変更してご両親の寝室に、もう1つは9.6帖のリビングに生まれ変わった。それぞれに収納も確保。和室1室を取り込み、明るく開放的なリビングダイニングに。2階は洋室7.5帖と押し入れをつなげ3帖の洋室と4帖の洋室に造り変えて、クロゼットとロフトを新設。2人の娘さんの部屋になった。和室6帖はリフレッシュのみでS様の居室として使用している。



リフォーム後


リビングとキッチンは一続きになっており、自然と皆が集まり会話も弾む。改装に合わせて購入した飛騨の銘木のソファが品格ある佇まいをさらに演出。 キッチンには紫のクロスをセレクト。コーディネーターの提案でクラシックな趣の照明を取り付け印象的な仕上がりになった。
キッチン奥にはネイビー系のモザイクタイルを。カラフルな壁は目に楽しく、汚れを水拭きできるので手入れもラクに。 ダイニング横のパントリーはお母様のお気に入り。食材を保管できるようになったため買い物の回数が減ったという。
LDKの入り口にはくすんだブルーの引き戸を採用。紫のクロスとも相性が良い。 S様の居室は落ち着く和室。妹さんが泊まりに来ることもあるため客室としての役割も果たせるよう、あえてシンプルな内装にした。
サンプルカタログで一目ぼれしたカラーパネルを壁面にあしらったご両親の寝室。「お気に入りの空間で毎朝目覚められるので気持ちが弾みます」とお母様。 長女の部屋は大好きなキャラクターの壁紙と自身でセレクトしたという黄色いチェアがポイント。好きなものを選ぶことで思い入れのある自室に。
次女は照明を消すと光る青空柄のクロスを天井にチョイス。ロフトベッドは友人が遊びに来たときに一緒にゲームをする秘密基地のようなお気に入りの場所。 2室がつながるクロゼットは半々に分けて使用。自分専用のスペースができたことで自然と整理整頓するようになったそう。
手すりを取り付けた玄関。 お母様の趣味のトールペイントが、客人を温かく出迎える。

リフォーム概要

リフォーム費用 約1,700万円
種類 戸建て
築年数 約35年
施工面積

128㎡(39坪)

施工箇所 浴室、トイレ、洗面室を除く全面
工事期間 4カ月
家族構成 祖母+両親+奥様+子ども2人
施工 マエダハウジング安佐南店

お客様

リフォームを終えて

リモートでの打ち合わせや、「次世代住宅ポイント制度」を教えてくださり家電や生活雑貨をポイントで賄えたこと、マエダハウジングさんに頼んで本当に良かったです。私たちの思いをカタチにしてくれて感激しています。