No.115 安芸府中 O様邸 マンションリフォーム事例

リノベーションで手に入れる自分スタイルのわがまま空間

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デザインセンスが光る自然素材の快適空間


平面図にさっと目を通しただけでも、その変身ぶりには驚かされる。
リフォームといえば内装や設備のリフレッシュが一般的だが、壁をすべて取り払ってスケルトンの状態にして、オリジナルの間取り設計ができるのもリノベーションの魅力。
Oさんの住まいには、その魅力が最大限に発揮されている。
和室を洋室に、キッチンをアイランド型に変更してLDKを広く。玄関横にはシューズクローゼットを兼ねて多目的に使える土間を設け、寝室との間にはサービスルームも。と、紹介しても、この個性的なレイアウトがイメージできる人も少ないだろう。平面図を見れば、ある程度は理解できたとしても、この空間構成の魅力はそこに入ってみなければなかなか実感できない。
自分たちの住みたい空間、自分たちの個性やライフスタイルを表現できる空間。そんな希望を現実の形にできるのがリノベーションの魅力だが、この部屋はまさにその典型だ。
Oさん夫婦は結婚2年目でマイホームを検討し、ニーズの平均値を求めてしまう既存のマンションの間取りやデザインには満足できないだろうと、早い段階で、立地やライフスタイルを優先できるリノベーションを選択。マエダハウジング不動産の紹介で住み慣れたエリアに物件を見つけ「自分たちのわがままを120%実現」した、オリジナル空間を手に入れた。
間取りのプランニングは、まずキッチンからスタート。「どうしてもこれが置きたかった」というTOYOキッチンの「BAY(ベイ)」は、意外にも奥さまではなくご主人の希望。広くゆったりとしたLDKを確保するために寝室は玄関側にセットバックし、家族構成を考えて洋間のひとつはサービスルームと広い土間スペースに生まれ変わった。
壁は珪藻土、床はウォルナットと自然素材をふんだんに取り入れた心地よさにもこだわり、アールをつけたコーナーや廊下のフロアアップライトなど、デザインにも妥協は一切なし。あらゆる部分にオリジナリティが反映され、それでいて「予算オーバーしなかったのが不思議」と、コーディネーターの頼もしさにも感心するOさん。理想の暮らしは始まったばかりだ。

リフォーム前

お風呂 トイレ
玄関 リビング

見取り図

リフォーム中

既存の状態は全て解体しスケルトンに。 新しい間取りに合わせて電気を配線。
水道管は全て新しいものに取替えます
間仕切り壁を立て、床のフローリングを施工していきます。 無垢のウォルナットのフロアー。
並べて色味を確認。
天井は既存を撤去したまま、コンクリートに直接塗装。 珪藻土をコテで塗っていきます。
クロスを貼っていきます。継ぎ目が分かりませんね。 オーダーで作成した建具を取り付け。

リフォーム後

ストッカーはキッチンのデザインにコーディネートしたメタル製。高さもほぼ同じで使い勝手もいい。 カップボードはサイドボード調のロータイプ。「こだわりはない」と言う食器類はシンプルさが基本。
インテリア性の高いTOYOキッチンの「BAY」。足付きのスマートなフォルムで、リビングやダイニングに居ても圧迫感がない 脱衣・洗濯スペースと洗面台を仕切る小壁に鏡を設けることで、空間に奥行き感と明るさを与えている
グローエ社製のレインシャワーを設置。浴室にはあえて鏡や棚などを付けずスッキリに トイレの壁は一面が黄色に。洋室と合わせ、コーディネーターと何度も相談して決めた
玄関横の土間スペース。自転車置き場や納戸など多目的に使える 廊下はフロアアップライトのみでも十分な明るさを確保している
洋室の壁は3面が珪藻土。いちばん広い部分には青みがかったグリーンのクロスを貼ってモダンな印象に サービスルームはウォークインクローゼットに。玄関横の広い土間までそのまま抜けることができる
寝室の壁や床もLDKと同じ珪藻土とウォルナットの自然素材。リビングとの間仕切りに設けた窓がアクセントになり、やさしく心地いい空間に

リフォーム概要

物件購入価格 1280万円
リノベーション費用
1000万円
種類
マンション
築年数 20年
専有面積 70.05㎡(21.25坪)
施工面積 70.05㎡(21.25坪)
間取変更 3LDK→2SLDK
施工箇所 全面
工事期間 2ヵ月
家族構成 夫婦
施工 マエダハウジング府中店

思いの詰まった部屋に友人たちも驚き

マイホームを考え始めたころから、既存のマンションは面白みがないだろうと、リノベーションすることに決めていました。マエダハウジングは不動産からリフォームまで、すべて相談にのってくれるので、安心して任せることができました。アイデアもたくさん出してもらい、仕上がりは予想以上、希望以上と言ってもいいかもしれませんね。訪ねて来る友人も「これが中古マンション!?」と、みんな驚いて、いつも住まいの話で盛り上がっています。