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No.973 広島市安芸区 M様邸　マンションリフォーム事例

玄関や廊下、キッチンの一角まで有効活用で収納スペースを最大限確保

リフォーム前

ダイニング	洗面室
和室	廊下
和室	トイレ
玄関

新築マンションを購入して31年が経ち、水回りの傷みやクロスが剥がれるなど経年劣化が目立ち始めたことからリフォームをすることにしたＭ様。同じ階の住人がマエダハウジングで水回りのリフォームを行い、実際に見せてもらうとキッチンが開放的になっており、現場の職人に対する好評価も聞いたことで同社への依頼を決めた。
もともと４ＬＤＫだったが、すでに独立した娘さんの部屋で最近は納戸扱いにしていた洋室を、リビングダイニングと一体化。独立していたＬ字型キッチンも、家事動線をスムーズにするため対面型に替えて広いＬＤＫにし、３ＬＤＫへと間取り変更した。さらにリフォームで重視したのが収納スペースの確保。同居する娘さんの所有する靴が多く、洋服を収める場所が散らばっていたこともあって、収納力の向上を目指した。当初はウォークインクロゼットも検討したが、空間に圧迫感が生まれるため断念。そこで、寝室扱いにしている和室にあった押し入れをクロゼットに造り替え、廊下に収納スペースを新設。靴は玄関収納を新たに設けて収納力を倍増させた。キッチンでは、柱と洗面室の間にあった隙間を生かしてゴミの分別ラックと掃除機を置けるように工夫。「以前はゴミ置き場がなく、ゴミ出しの日までベランダに仮置きしていたのですが、分別ラックが置けるようになってからはストレスフリーです」と奥様は特に喜んでいる。
キッチンの向きに関しては、リフォーム経験者の意見を参考にし、「窓側に向いた以前の形だと、カウンターが出っ張っている分、廊下から入ってきたときに邪魔に感じてしまうと聞いてリビング側への対面型にしました」と奥様。暗い色合いだったフローリングはプランナーの提案を取り入れてＬＤＫと廊下をナラの無垢材にしたことで、明るさと温もりが向上した。タイル張りで寒かった浴室は、システムバスに一新して快適性を高めた。
キッチンを含めてＬＤＫにしたことで家事動線がスムーズになり、キッチンからダイニングへの配膳がしやすくなった上に風通しも良くなったことを実感しているというＭ様。浴室乾燥機が使え、リビングで室内干しできるようになったことや、分別・収納における日々の小さなストレスから解放されたことは、主に家事を担う奥様にとってリフォームの大きな恩恵となったようだ。

独立していて夏は暑かったキッチン、リビングダイニング、洋室を広いLDKにし、4LDKから3LDKに間取り変更。水回り設備は全て一新した。廊下や玄関、キッチンなどに新しく収納スペースを設けるなどして収納力を大幅に向上。経年劣化のため、きしむような音が気になっていた建具やクロスなども新しく取り替えた。

リフォーム後

日当たりが良いものの、有効に使えていなかった窓側の洋室とリビングダイニング、独立型で暗く暑かったキッチンを一体化して広く明るくなったLDK。キッチンカウンターの背面は大容量収納の設計にした。	独立型で熱がこもり暑く、閉鎖的だったキッチンの向きを90度移動し、水濡れや汚れに強いフロアタイルを敷いた対面型キッチン。カップボードと吊り戸棚を壁側に配置し、食器洗い機から食器を取り出してすぐに片付けられる。
キッチンから洗面室まで一直線のスムーズな配置。今まで以上に風通しが良くなった。収納棚も設置。	廊下の右側一面をクロゼットにし、収納力を大幅に向上。「圧迫感が出ることなく収納スペースを確保できました」と奥様。
アクセントクロスを張り、明るい色合いのフローリングを採用した娘さんの部屋。床材やクロスに関しては、娘さんがインスタグラムなどを中心に情報を収集して決定。	畳替えをした寝室にはベッドを設置。垂れ壁を完全には撤去できなかったため、天井から必要最小限の幅だけ残し、できるだけ広く感じられるよう工夫した。
天井と壁、障子などの建具を一新し、畳や窓際のカウンターは既存のまま再利用した和室。引き戸を開閉する度にきしむ音が気になっていたが、その悩みも解消できた。	アクセントクロスは、TOTOのショールームで見て気に入ったもの。収納スペースで固定されていた棚は可動棚に変更。
収納を新設した玄関。天井までの高さがある大きな姿見も設置し、土間部分にはレンガ調のフロアタイルを敷いた。

リフォーム概要