新築の建売住宅を検討していたが、納得できないことがあり、一時はマイホームをあきらめかけたというM様。そんな思いを抱えているとき、マエダハウジングを紹介するテレビ番組を見て、中古住宅を購入しリノベーションをする選択に興味を持ち、相談したのが始まりだった。家具を必要最低限にするため、造り付けの収納に徹底してこだわり、各居室と共有スペースにも造作棚を確保。キッチンと水回り動線は回遊性に優れた間取りを採用。これからの暮らしに備える家が完成した。
リノベーション後、2人のお子さんは成長、3人目のお子さんも誕生し5人家族に。「それでも収納に余裕があるため、住みごこちは変わらない印象」と奥様。特にリビングに設けた収納は、オムツなどすぐに取り出したい生活用品を収めていて便利だとか。大容量の玄関収納も、子どものランドセルやご主人の仕事着などを玄関先で収めたい、という希望に応えている。またリビングに設けたパソコンコーナーは、お子さんが宿題や読書をするスペースに。2間続きの和室は壁で仕切られた和室と洋室になり、和室は子どもたちのプレールームとして活用している。
リビングを中心とした1階で、家族がほとんどの時間を過ごしているM様。「2階にある私の書斎には、趣味の釣り道具を置いているぐらい。上の娘が使う子ども部屋もありますが、すぐに1階へ降りて来て(笑)、プライベートの時間はまだ必要ないようです」とご主人もうれしそう。リビングの壁にはデザインや色の違うフォトフレームに入った家族の写真を飾り、大切な記憶の物語を見せてくれる。家族が一緒の時間を過ごし、成長を長く見守るリノベーションの選択に間違いはなかったようだ。
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