広島市西区 戸建てリノベーション 3年後

年月を経た植栽も含めての中古リノベの価値
今回訪問した人広島市西区 K 様


「部屋の中にも花を絶やすことはありません」というK様。9歳になるトイ・マンチェスター・テリアのジョーカーくんと、1日2回のお散歩は欠かさない。

 早春には窓から見える大きな梅の木の梢に小鳥がさえずり、窓を開けると家の中いっぱいに梅の香りが漂うという。築39年の戸建てをリノベーションしたK様邸。アプローチの階段を上がると年代物のソテツが出迎え、庭には丹精込めて育てた花々が四季折々に咲き乱れる。

 香港ご出身のK様は国際税務というハードな仕事に携わる傍ら、植物が好きな"園芸男子"。仕事で忙しい毎日だが、休日に土や植物と触れ合っていると心が癒やされるという。「庭の梅やソテツを残すつもりでこの物件を購入しました。その土地に根付いた樹木って、お金では買えない価値があります」と微笑む。

 外観は昔の趣を残して和の雰囲気に、内装はモノトーンの配色でまとめたスタイリッシュな洋風デザイン。愛犬と共に暮らすK様は、LDKの床材に傷つきにくい素材を選び、夜も愛犬が動きやすいように玄関にフットライトを設置した。

 バスタイムが至福の時と話すK様。浴室は2階に配置し、レインシャワーなど最高ランクの設備を導入。「庭で育てたラベンダーを浴槽に浮かべ、キャンドルを灯して音楽に耳を傾けながら1時間くらい過ごすこともありますよ」と話す。

 現在はリモートワークのため、リビングの一角にワークスペースを配置し、傍らには愛犬が休めるケージを設置。「入居時はリモートなど想定していなかったのですが、居心地のいい家で過ごせて良かったです」。ベランダの床をペイントしたり、庭に玉砂利を敷き詰めたりと、DIYも楽しみながらさらに住みごこち良い住まいになったようだ。


リフォーム後の様子

音楽を聴いたりギターを弾いたり。夜、ライトアップした庭を見ながら愛犬とくつろぐ時間が至福のひととき リビングの一角は2020年からリモートワークコーナーに。暖炉風電気ストーブが目を引く
購入時から残した梅。毎年2月には花が咲きほこる 玄関ののれんは出雲の藍染でしつらえたもの

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