リフォームで憧れのウッドデッキを!気になる費用やおすすめの素材をご紹介

リフォームで憧れのウッドデッキを!気になる費用やおすすめの素材をご紹介
「外を吹く風が気持ちよい季節には、ウッドデッキでバーベキュー!」なんて暮らし、憧れますよね。お家をリフォームするとき、一緒にウッドデッキを作られる方もいらっしゃいます。今回の記事では、リフォームでウッドデッキを作る際に出てくる「費用はいくら?」「マンションでもできる?」「おすすめの素材は?」といった疑問にお答えしていきます。是非、リフォームでウッドデッキを検討する際の参考にしてください。

リフォームでウッドデッキを作りたい!費用の相場は?

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「リフォームしたら、どんな暮らしをしたいか?」を想像し、夢を膨らませるリフォーム計画。その夢の暮らしの中には、「ウッドデッキを作って、アウトドアリビングとして活用したい!」という声も多く聞かれます。では、実際にリフォームでウッドデッキを作るとしたら、どれくらい費用が掛かるのでしょうか?

全国のリフォーム会社の一括見積や比較ができるサイト、「リショップナビ」の2021年7月時点の集計によると、リフォーム事例の中で最も多い価格帯が50万円までの37%、次いで51~100万円までの29%、その次は101~150万円の16%でした。

ウッドデッキのリフォーム費用は、1㎡あたりの単価で計算されます。素材によって1㎡あたりの単価が異なり、人工木は2.5~3.5万円、天然木は1~3万円が一般的な費用。天然木の場合、耐久性が高く人気のあるウリン材は、1㎡あたり3~4万円と高い価格設定になっています。
例えば、リフォームで10㎡(約3坪)のウッドデッキを作るとしたら、約25~40万円の費用がかかると考えると良いでしょう。

また、ウッドデッキに屋根を設置すると、費用は大きく変わってきます。暑さをしのいだり、ウッドデッキの劣化を防いだりと、屋根を付けるメリットは大きいので、リフォーム計画の際に検討しておきたいポイントです。
屋根を設置するには、約15万円費用がかかります。時々日よけに使う程度なら、オーニングやサンシェードを取り付けるのもひとつの方法です。オーニングの設置には、約21万円かかります。

いずれにしても、設置する面積、屋根やオーニングの大きさなどによって費用が大きく変わるため、あくまでも目安の金額としてください。


ウッドデッキはマンションでもできる?


マンションのベランダやバルコニーをリフォームして、ウッドデッキにすることも可能です。リビングの掃き出し窓の外に作ることで、アウトドアリビングとして活用の幅が広がるでしょう。

簡易的にウッドパネルを並べる方法もありますが、隙間にゴミが溜まったり、水はけが悪かったりといった心配があります。また、置いただけの場合は風で飛んでしまう危険もあるため、設置には注意が必要です。

また、マンションでは大規模な修繕が行われることがあります。その際には、一時的にウッドデッキを撤去しなければなりませんので、あらかじめ撤去できる形で施工をしておくと良いでしょう。メーカーによっては、修繕時の取り外しや保管、再取り付けを行っているので、リフォームを検討する段階で確認しておくと良いですね。


ウッドデッキにおすすめの素材は?

次に、ウッドデッキにおすすめの素材と、その特徴をご紹介しましょう。


天然木

自然の木ならではの風合いはとても魅力的ですが、デメリットがいくつかあります。 天然素材のため、木の反り返りや色褪せは避けられません。また、白アリが発生しやすいという危険性も。また、天然木は年に一度は塗り直しをする必要があるため、メンテナンス面でも対応できるかどうか考慮が必要です。これらデメリットも含めて検討した結果、天然木で施工する場合は、耐久性の高いウリンやマリンバなどの材質がおすすめです。


人工木(樹脂製)

人工木は天然木と違い、腐食やシロアリによる被害の心配がほとんどありません。また、メンテナンスの手間がかからないのも魅力のひとつです。
天然木に比べて安っぽいイメージを抱くかもしれませんが、色の濃淡で木目をリアルに再現した人工木もあり、豊富な色合いから選べるため、家の外観にマッチしたウッドデッキが作れます。さらに、機能性に優れている面も人工木ならでは。例えば、遮熱や帯電抑制、抗菌性などの機能を備えたものもあるので、必要に応じて採用してみてください。


タイル

最後にご紹介する素材は、ウッドデッキではありませんが、人気の高いタイルです。
ウッドデッキが木の温かみを感じさせる一方、タイルのテラスはモダンな雰囲気に仕上がります。タイルテラスに似たタイプで、屋根と壁で囲まれたスペースはサンルームと呼ばれ、こちらは室内の一部として扱われます。

ウッドデッキに比べ、タイルテラスは劣化しにくいのが大きな特徴。水を流してデッキブラシでこする程度のお手入れで済むため、メンテナンスに手間をかけたくない人にはおすすめです。素材や柄、質感などの種類が豊富な面もタイルの魅力。セラミック素材や大理石調、中には木目のタイルもあるので、選ぶ楽しみもありますね。
デメリットは、雨などで表面が濡れると滑りやすいことや、蓄熱効果があるため真夏の暑さでは表面温度が非常に高くなり、反対に冬は冷たくなることです。


ウッドデッキを作るには、どのくらいの工期がかかる?


ウッドデッキの工期は、最短1日~設置が可能ですが、費用と同じく、設置する面積や施工方法、使用する材質等により工期は大きく変わります。また、同じ面積でも、屋根や囲いなどを付けるかどうかによっても日数が変動。工期については、事前に工務店に確認しておくことが大切です。


リフォームで手に入るウッドデッキがある暮らし

今回の記事では、リフォームでウッドデッキを作る際の情報をお伝えしました。リビングの延長としてウッドデッキを作ることで、自然の温もりを感じる開放的なアウトドアリビングが手に入ります。広島で豊富な実績を持つマエダハウジングでは、リノベーションの際にウッドデッキを施工することも可能ですので、是非一度ご相談ください。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。