着工式とは?挨拶の仕方や式の流れなど、気になる疑問を解説

着工式とは?挨拶の仕方や式の流れなど、気になる疑問を解説
リフォームや新築など、マイホームの工事を始める際に行う「着工式」というイベントをご存じでしょうか?聞いたことはあるけど、どんなことをするのか知らないという方もいるでしょう。そこで今回は、着工式とはどのようなイベントなのか、式を行う意味や流れの解説とともに、実際に着工式を体験した方の感想などもご紹介します。これからマイホームの工事を控えている方は、参考にしてみてください。

着工式とは?起工式、地鎮祭との違いは?

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着工式とは、工事をスタートする前に工事に携わる業者が集まって施主様と顔合わせをし、注意事項の確認や工事内容の説明などを行うイベントのことです。

工事前のイベントといえば他に、地鎮祭や起工式などがあります。地鎮祭とは、工事に着手する前に、その土地の神様を祀り土地を使用する許可を頂き、工事の安全と家の繁栄を祈願する式のこと。起工式は工事着工の際に行われ、無地に着工できることを喜び、工事の安全と順調な進捗を祈願する式です。

施主様を含む工事関係者が一堂に会し、工事の安全を願うという意味では、着工式と地鎮祭、起工式の違いはあまりないでしょう。


着工式はどのような流れで行うの?


着工式は、かしこまったイベントではないのでこれといった決まりがあるわけではありませんが、一例として、マエダハウジングで着工式を行った際の流れをご紹介します。

まずは、集まった業者が施主様の前にずらりと並び、それぞれが名前と工事にあたっての思いなどを一言ずつ述べていきます。続いて、事前に参加者がサインをした工事についての誓約書を施主様へお渡します。
その後、マエダハウジングが作成した現場心得10カ条を全員で唱和し、最後に施主様の挨拶という流れで行います。


着工式、施主としての挨拶に使える例文

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着工式はあまり堅苦しいイベントではないので、施主様の挨拶もあまり難しく考える必要はありません。ここでは、築年数が経過したためリフォームすることになったと仮定して、挨拶の例文をあげてみましょう。



<例文>

「この度は、お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。このリフォームはわたしたちにとって新しいスタートとなります。思い出のある家をリフォームすることは、勇気のいることでした。しかし、何度も打ち合わせを重ね、今ではより快適な生活ができる未来をとても楽しみにしております。工事中は危険なこともあるとは思いますが、何卒宜しくお願い致します」



自分たちがどのような思いを込めてリフォームを決断したのか、業者に伝える機会はあまりありません。挨拶の中に、ぜひ新しい生活に対する思いを入れてみてください。そうすることで、工事をする上での業者さんたちのモチベーションの維持にも、きっと良い影響があるはずです。


手土産や差し入れは必要?

手土産や差し入れは、工事中に現場を訪れたときに渡すのがおすすめです。着工式で顔を合わせておけば、現場を訪れた際に職人ともスムーズにコミュニケーションをとることができるでしょう。


リフォームする際には着工式を行うのがおすすめ


リフォームやリノベーションをする際の打ち合わせはプランナーや担当スタッフと行いますが、実際の工事はさまざまな業者の職人が作業をします。工事には多くの業者が携わりますが一度に集まる機会はほとんどないので、着工式は一同が集まる貴重なイベントです。

そのため、家づくりをスタートする際にとても大切なイベントのひとつとして、マエダハウジングでは着工式を行うことをおすすめしています。

着工式では、希望されるお客様にはお部屋の解体を一部手伝ってもらっています。自分の家の解体をするのは戸惑うこともあるでしょうが、より一層リフォームへの思いを強くされる施主様もいらっしゃいます。

実際にマエダハウジングで着工式を体験されたお客様のお声を紹介します。

「思い出のつまった壁を自分で壊すのに最初は躊躇しましたが、だんだん楽しくなってきて、ストレス発散にもなりました」

「大工さんなど実際に工事をして頂く人に顔合わせや挨拶ができて安心しました」

皆さん、着工式に意義を感じていただけているようでしたので、ぜひこれからの方も検討してみてくださいね。


着工式は新しい生活のためにも大切なイベントのひとつ

着工式は、施主様、マエダハウジングのスタッフ、業者など工事に携わる人たちが顔を合わせる貴重なイベント。施主様のリフォームに対する思いを全員で共有することで、危険を伴う工事現場でも常に緊張感を持って作業に取り組むことができるのです。
広島でリフォームやリノベーションをご検討の皆様は、着工式を行い、ぜひ業者の方々へ思いをお伝えください。マエダハウジングも、しっかりとそのお手伝いをさせていただきます。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。