リフォームでペットが快適にすごせる家を目指そう!場所別のポイントを紹介

リフォームでペットが快適にすごせる家を目指そう!場所別のポイントを紹介
今や、子供の数よりも多いといわれている日本全国の犬と猫の飼育数。近年では、コロナ禍による生活スタイルの変化により、ペットに癒しを求めたり、家庭内でのコミュニケーションのきっかけとしてペットの購入を考えたりする人が増え、ペット需要はさらに高まっているといわれています。そこで今回は、ペットが快適に過ごせる家へのリフォームについてご紹介。床や扉・水回りなどの場所別に、リフォームのポイントをまとめました。

ペットが快適に過ごせる家とは?


飼っている人にとって、家族同様である犬や猫。ですが、通常のマンションやアパート、戸建ては、犬や猫の快適性を視野に入れて設計されているものが少ないのが現実です。さらに近年では、戸建てであっても十分な広さの庭がある家も少なく、犬の鳴き声などの騒音トラブルを避けるためにも室内で飼われている犬がほとんど。
では、実際に犬や猫を室内で飼う場合には、どのような家にリフォームをするのが良いのでしょうか。場所別のリフォームのポイントについてみていきましょう。


ペットが快適に過ごすためのリフォームのポイント~床編~


床の快適性は、犬や猫の健康にも大きく影響します。特に犬は、つるつるとした滑りやすい床だと、脚や股関節の大きな負担に。そのため、犬がいる家庭で床をリフォームする際には、滑りにくい床材を選ぶのがおすすめです。

犬や猫が快適に過ごせるように設計されたペット専用床材は、「LIXIL(リクシル)」や「Lilycolor(リリカラ)」などのメーカーから販売されています。また、ペットのお悩みランキングでも上位の「臭いが気になる」というお悩みに対応した消臭機能や抗菌機能を兼ね備えた床材もあるため、ペットと家族のライフスタイルに合わせて選びましょう。

マンションで猫を飼っている家庭では、高い所から飛び降りたときの音が気になるという人も少なくありません。この場合には、防音性の高い床材を選ぶのもおすすめです。飼い主もストレスが少なくなり、ペットも飼い主も快適な生活が送れるでしょう。


ペットが快適に過ごすためのリフォームのポイント~扉編~


ペットがいる場合、部屋からの出入りを考えてリビングの扉を常に開放しているというケースが多いようです。しかし、開けっ放しにしておくと、夏は暑く冬は寒くなり、ペットにとっても人間にとってもあまりいい生活環境とは言えなくなるでしょう。
そんな方には、ペットが出入りできるよう小さな窓口が付いた「ペットドア」へのリフォームがおすすめです。ペットが自由に出入りできる場所を確保しつつ、扉を閉めて生活できますよ。


ペットが快適に過ごすためのリフォームのポイント~水回り編~


ペットがいる家庭では、水回りのリフォームでも工夫が必要です。

まずキッチンは、対面型にすることでペットをいつでも見守れる環境を作りましょう。
次に、洗面所に関しては、小型犬を飼っている場合、ペットを洗面所で洗えるようなワイドなデザインを選ぶのがおすすめ。ノズル可動式の洗面台でシャワーとして使用できるものならより便利です。また、大型犬を飼っている場合には、お風呂で犬を洗うことを考えて、お風呂選びにもこだわりましょう。最近では、皮脂汚れに強いシステムバスルームが登場しています。キッチン・洗面台・バスルームともに、犬や猫がいることを想定しながら適した機能性のものを選ぶことが大切です。


ペットが快適に過ごすためのリフォームのポイント~庭編~


ペットがいる家庭で庭のリフォームを行う場合、気を付けなければいけないのが、フェンスや扉の隙間です。ペットが安全で遊べるように、犬が飛び越えられない高さのフェンスで隙間なく囲いましょう。
次は、地面について。天然芝は犬にとってはのびのびと快適に楽しめるため人気ですが、泥や土が付いて体が汚れてしまいます。そのため、比較的毛に汚れが付きにくい人工芝がおすすめです。ほかにもコンクリートやタイル、またウッドデッキの増築なども良いでしょう。

写真のようなウッドデッキがあれば、芝生で遊んだ後、デッキの上でペットを洗うことができますね。汚れをささっと流せるよう立水栓の増設リフォームをするとさらに便利です。
また、夏の日差しにも注意しましょう。特に日差しの強い日には、地面が熱くなってペットがやけどしてしまったり、熱中症をおこしてしまったりというトラブルが起こりやすくなります。夏の日差し対策には、屋根を設置するリフォームを利用するのも良いでしょう。


ペットが快適に過ごすためのリフォームのポイント~ベランダ編~

ベランダにペットを出す場合には、隙間や柵の幅に十分注意しましょう。安易に出してしまうと落下などの事故につながりかねません。一戸建てでは、背の高いフェンスや柵などを設置して転落防止に役立てましょう。

一方マンションでは、ベランダは共有部分とされているため、ペットを出すこと自体を禁止しているところもあります。ベランダは隣家とつながっている場所です。毛が風で別のベランダに飛んでしまうなどのトラブルにもなりかねません。ペットが勝手にベランダに出られないように、窓の内側に柵やフェンスを設置するリフォームがおすすめです。


ペットのためのリフォームで素敵な暮らしを実現しよう

いかがでしたでしょうか。ペットを含めた家族全員が快適に過ごせる家づくりには、さまざまな工夫が必要です。広島市内でペットがいる家庭のリフォーム・リノベーションを検討するなら、マエダハウジングまでご相談ください。さまざまな資格を持った専門スタッフが、お客様のおうちやライフスタイルに合ったプランをご提案いたします。カタログもございますので、お気軽にお問合せくださいね。
LINE

理想の暮らしがきっと見つかる、
事例集・資料集をプレゼント

お電話でのお申し込み

PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。