No.968 廿日市市 K様邸 マンションリフォーム事例

好きなものに囲まれながらご夫婦2人のセカンドライフ

リフォーム前

リビング キッチン
洗面室 浴室
トイレ

敷地のすぐ隣を電車が走る築28年の分譲マンション。住まいに自分たちの暮らし方を合わせてきたK様ご夫婦だが、子どもが独立してご夫婦2人だけになったとき、奥様の抑えていたリフォームへの思いが湧き上がってきた。ちょうど同じマンション内の友人がリフォームをしたことや、寒さで結露がひどい、電車の音が気になる、水回り設備の劣化も目立ってきた、といった悩みに加え消費税の上がるタイミングもきっかけになったと振り返る。
雑貨が好きで手持ちの家具や小物をコレクションしてきた奥様は、マエダハウジングの広報誌「くらうど」を愛読していた。リフォームの相談をマエダハウジングにと思っていた奥様には、相談に行った五日市店のスタッフにも魅了され、依頼を決めたという。
「アンティークのテイストや好きなアイアン、タイル、レンガの素材を使ったリフォームのイメージがありました。マエダハウジングの担当の方は打ち合わせしてすぐに私の好みを理解してくれ、それからは毎週の打ち合わせが本当に楽しくて」と奥様。
和室の続き間をLDKへ取り込み、キッチンの向きを変更。ペアガラスと二重サッシで結露と騒音も解決。「家の中に自慢の風景が生まれた」と大満足のご主人。セカンドステージの手本にしたい実例だ。

リフォーム後

以前は和室と仕切られ広く使えなかったリビング。奥様のセンスで選ばれた家具や雑貨が、生まれ変わったLDKにしっくりと馴染んでいる。ここがマンションということを忘れさせてくれる空間に変身。 ペアガラスで結露と騒音も解決。
足場板を使ったL字カウンター。板を支えるアイアンにもこだわった。 本物のレンガを採用しているキッチンの壁。壁に設けた棚へ置いたキッチンウェアもすてきな空間と調和する。
置かれている家具が味わい深い畳コーナー。以前の和室を取り込み広くなったLDと一体になる。 便利な下部収納を確保。小上がりの段差部分は腰掛けることもでき、ベンチとしても活躍。
畳コーナーは壁や扉で仕切らず、帰省した家族や来客が使うときはロールスクリーンで目隠しできる。プライベートな場所へと切り替えられることで多目的に使えるよう配慮。 和の空間を引き立てる丸窓を設計。畳コーナーと隣り合うウォークインクロゼットへ光を取り入れる室内窓も設置。
キッチンの背面に設けた仕切り壁は曲線を描くデザイン。そこに生まれた空間へ飾り棚を設置して奥様の雑貨コレクションを飾り、ギャラリーのような場所へ再生。 センスの良さを感じさせるアンティークな世界観がリフォームした空間に映え、ゲストからも好評。
以前は子どもが使っていた洋室を主寝室へリフォーム。玄関側へ室内窓を設け、既存の窓は防音と寒さ対策の二重サッシへ変更。 洗面室の位置は変更せず設備と内装を一新。洗面台は陶器のボウルに鏡、カウンターを選んで造作。壁のタイルもアクセントに。
高さのある浴槽から入浴しやすい浴室へ改装。浴室暖房で寒くないバスタイムに。限られた空間で従来以上の広さも確保した。 トイレは壁のクロスと床の木目調フロアタイルへ張り替え。独立した手洗いカウンターを設け、壁の一部は奥様好みのタイルをあしらった。
 奥のリビング扉はデザイン・素材選びからこだわって造作。手前の洋室は主寝室に変更し、明るさと換気性を高めるための室内窓を設けた。

リフォーム概要

リフォーム費用
種類 マンション
築年数 約28年
施工面積

70㎡(21坪)

施工箇所 全面
工事期間 3カ月
家族構成 夫婦
施工 マエダハウジング五日市店


リフォームを終えて

私たち夫婦の好きな世界観を理解いただき、やりたいことができたリフォームに感激です。マンションは何をどこまで変えられるのか、分からないことも多く、管理会社との規約で不可能なこともあります。例えばLDKの窓はペアガラス、寝室の窓は二重サッシになったのもルールから。最初にやりたいことを全部伝え、取捨選択のキャッチボールができたのも良かったと思います。