No.540 広島市安芸区 M様邸 マンション全面リフォーム事例

長く過ごすリビングが 広く明るく快適に変身 収納は既存と新設を両立

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 子どもの独立後、ご主人の退職を機にライフスタイルが変わるタイミングでリフォームを思い立ったM様。一日のうちで一番長い時間を過ごすリビングの日当たりが悪く、客間として使っていた和室をリビングに取り込んで広く明るい空間にしたいとの思いが一番強かった。まずは以前に洗面台の水栓器具を修理してもらったことのあるマエダハウジングに電話して見積もりを依頼。他にも相見積もりを1社取ったが、細部まで採寸と写真撮影をし、丁寧なヒアリングをした上で2週間後というスピーディーなプラン提案をした同社の対応に好感を持ち、正式に契約を決めた。
 和室をリビングに取り込んで広く明るくする上で、構造上外せなかった柱と筋交いをそのまま残して白く塗装し、かえってスタイリッシュ感が増す結果に。中央の壁に張ったモスグリーンのクロスや、仏壇前のパープルのプリーツカーテンなど、コーディネーターの提案も随所に生かされている。奥様のもう一つの大きな要望だったのが、独立型で暗かったキッチンの改善。当初は対面キッチンを希望していたが、既存の食器棚の位置を考慮し、間仕切り壁をなくしてシステムキッチンを高級感漂うモデルに一新。機能的な造作カウンターを設けて、開放的で使いやすいキッチンへと生まれ変わった。


リフォーム前

リビング リビング
浴室 玄関
トイレ 洗面

見取り図
和室をリビング&ダイニングに取り込んで広さと明るさを増し、独立していたキッチンは間仕切り壁をなくして一体感を創出。手持ちの造作食器棚はそのまま生かし、収納を兼ねた造作カウンターを設置。階段下を活用してウォークインクロゼットにし、仏壇も隠れる収納スペースを新設。浴室、トイレ、洗面脱衣室は全て一新した。

リフォーム後

窓側には仏壇を収めるスペース。圧迫感がないよう天井との間に空間を設けた。仏具を置く棚の下には座布団が収まる もともと和室だった場所をリビングに。重低音がよく聞こえるスピーカーを設置し、ソファに座ってゆっくり映画やテレビを見るのが至福のひととき
テレビ台とその両脇の収納棚はオリジナルで造作。ケーブル類は壁の内側に隠されているためテレビ周りはスッキリ。間接照明は調光も可能 キッチンとの間仕切り壁をなくし、明るさと開放感が増したダイニング。テレビを見ながら料理ができるよう、こちらにもテレビを設置
スツールが収まり、スライド機能も付いた造作カウンター。角を丸くするなどこだわり満載 光沢のある扉が高級感を漂わせるLIXILのキッチン。広い調理スペースで使い勝手が良く機能的
新築当時に造作してもらった奥様お気に入りのキッチン収納は、置き場所もそのままで活用 ホールの床はリビングと同じミモザの無垢材にして明るさと温もりのある玄関に。突き当たりに空間を配し、花を飾るコーナーにした
トイレにはピンクのアクセントクロス。「西日が当たってきれいなんです」とご主人 洗面化粧台をリビングのナチュラルな色合いに合わせ、TOTOの製品に取り替えた洗面脱衣室
経年劣化が見られた浴室はタカラのシステムバスに一新。ゆとりあるバスタイムが実現

リフォーム概要

リフォーム費用 約910万円
施工面積 70㎡(21.2坪)
築年数 約23年
工事期間 2ヵ月
施工箇所 1F全面
種類 戸建て
家族構成 夫婦
施工 マエダハウジング府中店

REFORMを終えて

見取り図

家の中で日当たりが一番悪かったリビングが、和室と一体化して明るく開放的になり、家の中の印象が一変しました。無垢材の床は肌ざわりが良く、とても心地いいですね。こだわって造ってもらったキッチンの造作カウンターも使い勝手が良くて大満足! 要望を全て伝え、一緒にプランを考えてもらう過程はまさに"共同作業"と言えるものでした。カーテン選びまで女性コーディネーターさんに付き合っていただき、ありがたかったです。