~体験者が本音で語り合う~
リフォームよもやま
座談会 第20回
今回集まっていただいたのは、ペットと暮らす３組のご家族。
水回り設備入れ替えの検討から始まり、マンションの全面改装を決断した中村様。他社で建てた注文住宅の問題を解消するため、２度目の家づくりを経験した黒岩様。使いにくかった間取りを変えつつ、多目的な空間を誕生させた菅近様。
それぞれのこだわりと新しい発想には、これからリフォームを考える方に役立つヒントが詰まっています。
リフォームの醍醐味を知った複数の提案から選べる安心
菅近 様
戸建て 築年数約40年
両親が建てた思い出の実家を、これからも安心して住めるようリフォーム。家族の一員である2代目猫のハナちゃんとの楽しい毎日。
思い出が残る実家を、ご夫婦と猫が楽しく快適に過ごせるようリフォーム。２部屋に仕切られていたＬＤＫを一体にして広い間取りへ変更した。補強の筋交いを利用した多目的スペースは、格子の天井で猫が遊び、お孫さんの遊び場としても活用。対面になったキッチンと勝手口・水回りの動線も便利。
構造の補強で生まれた空間に意味を持たせたいとプランナーが提案。格子の天井はキャットウォークや洗濯物を干す場所にも活用。
Before
予算のことも真剣に考えてくれたリフォームで２度目の家づくり
黒岩 様
戸建て 築年数約10年
注文住宅での不満をリフォームで解決。住みながらの工事もいい経験だったそう。ご夫婦と2人のお子さん、猫との賑やかな日々。
リビングダイニングを圧迫していたリビング階段を移動。引き戸で仕切れば壁になる設計を採用して冷暖房効果も高めている。以前階段があった場所に残した柱を利用して天井を設け、奥様のパソコンコーナーに。和室部分を増築して広さを確保しながら、新築時の水回り設備は変更せず有効活用。
LDを狭くしていたリビング階段は、玄関からリビングを通って上がる場所へ移動。引き戸で閉じることもでき、冷暖房効果も高めるよう工夫。
Before
マンションで何ができるのかそれが始まりの全面リフォーム
中村 様
マンション 築年数約22年
自宅の近所にあったマエダハウジングで、水回りのリフォームを相談。全面改装した空間で、ご夫婦とペットたちが仲良く暮らす。
収納が少なく片付けにくかった間取り、水回りの狭さと使いにくさを解消。玄関の土間収納からウォークスルークロゼットと寝室がつながる動線、壁の仕切りをなくし、ご夫婦で立っても余裕のキッチンヘリフォーム。ご夫婦それぞれが独立した居室で良い距離感を保ち、ペットと仲良く暮らす空間を再生。
東京在住の息子さんが帰省したとき、リビングに泊まれるようスクリーンを取り付けた。
Before
今回のリフォームの きっかけや会社選びのポイントは？
中村様
水回りの狭さや使いにくさを解決したい、それならリフォームかなという程度のイメージしかなく、自宅から歩いてすぐのマエダハウジングさんへ行ったのが始まり。相談しているうちに子どもが独立して使わなくなった部屋の活用、広い収納スペースの確保など、「こうなったらいいな」という私たちの要望を、プランナーの方がうまく引き出してくださり、これからの夫婦２人の暮らし方を考える良いきっかけにもなりました。提案力を感じたマエダハウジングさんにお願いして良かったと思っています。
壁の仕切りをなくし、ご夫婦で立っても余裕のキッチンヘ
黒岩様
うちの場合は注文住宅で建てた家でしたが、大きなリビング階段でＬＤＫが圧迫され、肝心の生活スペースが狭くて不便を感じていたのがリフォームのきっかけでした。カーポートを追加する予定を中止し、家具の購入も最小限にして、子どもが進学するタイミングに合わせてリフォームを計画。マエダハウジングさんは職場で評判だったこともあり、まずは相談に行ってみようという感じでした。
菅近様
私の場合は、定年退職を迎え、それまで感じていた浴室や床の劣化を解消したかったのが動機でした。身内からも「リフォームならマエダハウジング」と聞いていましたし、数社相談に行った中でも反応が一番早かったですね。すぐに東広島店で話が進み、複数の提案をいただきました。決めつけで説得されるのではなく、提案の中から自分たちの意思で選べることに感心しました。マエダハウジングさんのリフォームへの基本姿勢を感じたのを覚えています。今回、私たちは受け継いできた家を建て替えるのではなく、以前の面影を残しながら新しくできるリフォームのメリットを選択しました。夫婦で使いやすい間取りになり、猫のハナも喜んでいるようです。
黒岩様
うちは築10年の家だったので、設備はそのまま使うことができました。新築時はこちらの希望ばかりを業者さんに伝えて失敗したこともあり、そのときの反省もふまえてマエダハウジングさんとはお互いにキャッチボールができたのも良かったと思います。
リフォームへのこだわりや印象に残ったことは？
菅近様
印象的だったのは、取ることのできない構造柱を利用して新たにできた多目的スペースです。
黒岩様
すごくすてきですね！
菅近様
分かれていた部屋を１つにしたことでLDKは広くなったのですが、筋交いの柱がどうしても邪魔になってしまう。耐震面での心配もあり、その柱を生かした構造補強を考えてもらったところ、柱の背面に猫が遊べる格子の天井と棚を設けた空間を提案いただきました。
「意味のない空間はつくりません」というプランナーさんの言葉から、私たちと同じ目線で考えてくださった思いが伝わってきました。子ども夫婦と孫が遊びに来たときも重宝しますし、格子には洗濯物を干すこともできます。
中村様
うちはワンちゃん、猫ちゃん、インコ、カメとの暮らし。喧嘩しないよう、家の中で遊ばせるときは時間差をつくっています（笑）。インコが止まれるような造作棚を付けたり、カーテンが汚れない工夫をしてもらい助かりました。
黒岩様
うちの猫は家の中で運動会。２階の吹き抜けから降って来たこともあります（笑）。トイレ前に猫専用のトイレスペースもつくってもらいました。猫用の小物もまとめられ、来客に気を使うこともなく満足しています。
中村様
ペットも大切な家族ですからね。
黒岩様
そんな楽しい生活ができるようになったのも、今回のリフォームのおかげ。とにかく圧迫感のあったリビング階段ですが、帰って来た家族の顔が見えるようリビングに残したいという思いもありました。そこで、リビングの端へ階段を移動し、引き戸を閉じれば壁になるような設計に。階段があった場所は構造柱を残した天井のある空間にして、パソコンデスクに変身しました。これまでは冷暖房の空気が階段から上へ抜けていたので特に冬は寒く、まるで昭和の家族のようにハンテンを着たままコタツに入って過ごしていました。今は冷暖房効率が格段に良くなり、電気代も安くなりました。
菅近様
東広島は寒いですからね。うちも隙間風がひどく寒さ対策は必須条件でした。まず、サッシを変更して断熱効果をアップ。前の家にあった和室の欄間は残したいと伝えたら、アクリル板で風が抜けない工夫をしてもらいました。これもアイデアですよね。
中村様
うちはマンションなので、結露が心配でしたが不自由はありませんでした。私たちのこだわったところは、夫婦の寝室をそれぞれ独立させ、土間収納とつながるウォークスルークロゼットを造ったこと。家具を置かないので家の中が広くなり、収納が増えて片付けやすくなりました。
黒岩様
この壁のグリーンもいいですよね！
中村様
私の部屋の壁をアクセントにしたくて。室内窓も換気ができていいんですよ。
モノトーンにグレーをあしらい、
統一感のあるモダンな印象に
中村様
私の部屋の壁をアクセントにしたくて。室内窓も換気ができていいんですよ。
菅近様
壁の色や素材を選ぶとき、不安はありませんでしたか？ カタログや写真で見ても、実際のイメージを感覚で理解するのは難しいと思っていましたが、そこもマエダハウジングさんは工夫されていますよね。
黒岩様
私がリビング階段で失敗したのもそこなんです。完成してみるまで分からないことが多かったですから。その点、マエダハウジングさんはイメージ画をつくり、私たちが分かりやすく理解できるよう、見える形で提案してくれたのもさすがだなと思いました。
中村様
私たちもそうです。壁をグリーンにするのも安心して任せられましたね。
菅近様
生活動線も大切ですよね。うちの水回りはキッチン・洗面・浴室・家族の玄関となる勝手口まで、１つの箱に納まったようなつながり。夫婦で動きやすくなったねと喜んでいます。
中村様
うちも玄関から土間収納・クロゼット・寝室への動線が生まれ、自分たちの描いていた暮らし方を間取りに反映してもらいました。
黒岩様
私もキッチンからぐるりと回遊できる広い間取りに満足。やっとわが家が完成したと感激しました。
リフォームを検討している人へのアドバイスを。
黒岩様
皆さんにお聞きしたかったのですが、リフォーム工事の間はどう過ごされていましたか？
菅近様
私たちは夫婦だけなので、猫と一緒に近くの家を借りて仮住まいしていました。荷物もリフォームしない２階へ移動させ、必要な物だけ持って行って過ごしましたね。
中村様
私たちもペットがＯＫのアパートを探しました。
期間が決まっていたので、敷金や礼金がかからないことも条件。仮住まい中は今の環境と違う川のそばで、普段行ったことのない飲食店で食事をしたりして、とても楽しかったです。良い気分転換の期間と考えるのもいいですね。
黒岩様
私はそのまま家に住みながらのリフォームを選択しました。理由は猫がいたことと、引っ越しをすると子どもの学校から離れてしまうこと。一時は水回りと２階の一部だけを残して、あとはビニールシートに覆われた中で暮らしていました。工事の間はマエダハウジングさんと職人さんのスケジュールに合わせ、人と荷物の大移動の繰り返し（笑）。
中村様
大変ではなかったですか？
黒岩様
期間が決まっている、そう思ってむしろいい経験ができると考えていましたね。実際に目の前で家が変わっていく、造られていく様子を毎日見ることができましたし。子どもたちも普段は見ることのできない家づくりを経験できました。マエダハウジングさんとは常に対話をしながら、職人さんたちとも交流が深められて思い出に残るリフォームになりました。工事中も私たちの生活に気を使ってもらって、やりづらい部分もあったと思いますが、マエダハウジングさんだからできたことだと思います。
菅近様
あと、リフォームはやはり予算を考えなければいけません。提案されたプランが家族にとって本当に必要なことか、家族構成や暮らし方、将来のことを考えて優先順位を決め、取捨選択することも大切ですね。マエダハウジングさんは、できないことも含めて、必要なことをきちんと伝えてくれました。
黒岩様
本当にそう思います。やりたいことが全部叶えられるとは限りませんから。夢ばかり膨らんで私が暴走しそうになるのを、マエダハウジングさんが止めてくれました（笑）。新築時には私たちの言うことを聞くばかりの業者さんで失敗。今度は失敗できない。新築のローンとリフォームのローンを組み直す必要もありました。マエダハウジングさんは銀行回りにも一緒に付き合い、アドバイスをくださいました。そのための専門のスタッフさんがいるのも驚きでしたね。おかげさまで金利も大幅に下げることができ感謝しています。
思い出が残る実家をご夫婦と猫が楽しく快適に過ごせるようリフォーム
髙橋様
私たちも最終的に予算は増えましたが、勇気を持ってリフォームしたことに満足しています。マンションの場合、戸建てと違って管理面での制約もあり、どこまで何ができるのかも分からない。マエダハウジングさんと話しているうちに、「これは大丈夫」の驚きと「これはできない」の納得を重ねられたのも良かったですね。まず、やりたいことは全部伝えるのがいいと実感しました。
黒岩様
本当に納得できる家づくりをするためには、いい会社との出合いが大切。今日皆さんとお話して改めてそう感じました。
