No.458 広島市安佐北区 N様邸 実家&二世帯リフォーム事例

祖父母との思い出残る築50年の実家がすてきな二世帯住宅になりました

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 結婚して安佐南区の賃貸住宅で暮らしていたN様ご夫婦。そろそろマイホームをと考えたとき、安佐北区にある奥様の実家のことが頭をよぎった。奥様は一人っ子であるため、いずれ実家が空き家になってしまうのは忍びないと、一部共有型二世帯住宅にリフォームしてご両親と同居することに。
 業者選定にあたっては以前テレビ番組でマエダハウジングが紹介されていたのを見て好印象を抱いたことがあり、HPを検索。すると、偶然にもご主人と仲の良かった同級生が社員であることが分かり、安心感を得たとともに、紹介された施工例が好みに合ったことから依頼を決定した。
 N様ご夫婦は、築古で人が暮らすようにできていない納屋を含むリフォームが本当にできるか、最初は不安があったというが、調査でリフォーム可能と分かり、プランニングを開始。浴室と洗面脱衣室は共有することにし、あとは両世帯とも気兼ねなく暮らせるよう明確に間取りを分けた。ご両親世帯側は新しくLDKとトイレを確保し、子世帯側はほぼ使われていなかった納屋を改築してLDKとトイレ、洗面室を確保。そして両世帯の間に浴室と洗面脱衣室を配置した。奥様の要望で、キッチン横に洗面室を設け、洗濯機を置いてここで洗濯ができるよう工夫。壁は漆喰塗りにし、床はボルドーパインの無垢材と、憧れの自然素材に包まれた空間を造った。


リフォーム前

リビング キッチン
トイレ 洗面所
お風呂

二世帯住宅へのリフォーム。親世帯は母屋の和室2室をLDKにし、廊下とトイレを新設。子世帯は納屋を住空間に転換してLDKとトイレ、洗面室を配置。階段を緩やかに架け替え、納屋の2階にあった2室の和室は、1室を洋室に変更して寝室に。両世帯が共有する浴室と洗面脱衣室は、ダイニングキッチンがあった場所に新設した。

リフォーム後

床の無垢材は厚さ20㎜で柔らかく、愛犬の足にも優しい。残した梁を見た親族は、「前の家の姿を思い出す」と感激していたそう 奥様が最初からオールステンレスと決めていたシステムキッチン。設備類は妥協せずグレードの高いものを選んだという。壁に貼るタイルはキッチンとの相性をしっかり吟味し、多くのサンプルの中から選択。モルタルの黒い腰壁は、モルタルに炭を混ぜることでこの色を実現した
キッチンの床にはテラコッタ。天窓と横長のFIX窓のおかげで、キッチンにも十分な明るさを確保できている 洗面室横に置いた収納棚と質感を合わせ、足場板を使って造作してもらったキッチン収納
LDKを出てすぐの廊下横に新設されたトイレ。正面の壁1面のみアクセントクロスを貼っている 以前のホーロー浴槽が湯冷めしにくかったため、新しい浴槽もタカラのホーロー浴槽を選択
造作カウンターがすてきな洗面室。身支度を整える場所としても使うため、鏡は大きめのものを採用 子世帯の玄関。帽子掛けや天井までの高さがある姿見など、機能的な造りになっている

リフォーム概要

リフォーム費用 約1800万円
種類 戸建て
築年数 約50年
施工面積 130㎡(42.8坪)
施工箇所 和室4室と土間、既存収納、2階和室を除く全面
工事期間 3.5ヵ月
家族構成 両親+夫婦
施工 マエダハウジング東広島店

リフォームを終えて

築古で納屋もあり、リフォームできるか不安でしたが、想像以上の仕上がりになって喜んでいます。使えるものは生かし、それでも以前の納屋の姿をすっかり忘れるほどの激変ぶりで、快適性も文句無しです。プランニングでは写真や雑誌の切り抜きなどをたくさん見せてイメージを伝えるようにし、満足度の高いリフォームになりました。多くの要望を実現していただき、信頼してお任せすることができたので、本当にマエダハウジングさんにお願いして良かったと思います。