兄弟二人暮らしのリノベーションのポイントは?実際の施工事例も紹介

兄弟二人暮らしのリノベーションのポイントは?実際の施工事例も紹介
兄弟や姉妹で二人暮らしをするために、実家や持ち家をリフォーム・リノベーションしたい、という人も少なくありません。そのような場合は、いったいどんな間取りがおすすめなのか、気になる人もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、兄弟・姉妹で同居するためのリノベーションの傾向や、兄弟や姉妹での二人暮らしにおすすめのリノベ事例をご紹介します。 ※事例では、実際に兄弟姉妹で暮らすものではなく、今までの施工事例をもとに、兄弟・姉妹での二人暮らしにぴったりのリノベーションを紹介します。

兄弟・姉妹の二人暮らしのリノベーションで多い傾向とは?

兄弟姉妹で二人暮らしをする場合、2LDKや3LDKのような、共用の広いリビングスペースの他に、お互いのプライバシーを確保できるような間取りへのリノベーションが人気です。

2LDKや3LDKの間取りであれば、自分一人の時間を大切にしつつ、兄弟姉妹でのコミュニケーションの時間も確保できるでしょう。また、実家を二世帯住宅にリフォームして、兄弟・姉妹で生活する、という人も少なくありません。


事例1:二人の過ごしやすさにこだわった空間


築24年の既存分譲マンションを、二人暮らししやすいようにリフォームした事例です。「自分たちのこだわりを反映した空間」にリノベーションしました。

大人の隠れ家にこだわったスタイリッシュな空間は、快適性と機能性がバツグン。施工面積は70㎡で、工期は1.5カ月です。閉鎖的だったキッチンを開放的にする、物を置きがちだった和室を寝室に帰るなど、暮らしやすさを重視したリノベーションとなりました。



壁付きのキッチンを対面型に変更し、壁を開口することでキッチンから洗面所へ直行できるように。家事のしやすさが一段とアップしています。



リビングの一角には引き戸を設置。洋室として仕切れるスペースを作りました。クローゼットには折り畳みベッドが収納されているので、ゲストが来たときの寝室に活用できます。


事例2:無駄を省いた居心地の良い空間へとリノベ


築約40年の持ち家を、3.5カ月かけてリノベーション。施工面積は106㎡です。快適な2人暮らしの生活をこれからもずっと維持できるよう、無駄なスペースをできるだけ排除して、LD(リビングダイニング)をできるだけ有効に使えるように工夫しています。



壁付きで洗面場所も兼用していたキッチンを、LDと向き合う対面式に変更。水回りへと直結する家事動線で、毎日の家事の時短にも繋がります。



勝手口から家の中へと入る習慣があったので、洗面室をプライベート玄関へとリノベーション。鏡と鍵を引っかける場所も新たに設置しました。


事例3:リノベーションで老後を快適に過ごせる住まいへ


築14年の注文住宅は、5~6年前からカビの匂いが気になっていたそう。そこで、費用630万円で、1階の居住空間を自然素材へとリフォーム。同時に、より使い勝手がいい間取りへと変更し、老後も安心して二人暮らしできる住まいへと変身しました。



湿気対策として、塗り壁を珪藻土に変更。さらに、床下には珪藻土の原石を敷き、クローゼット内のボードには調湿ボードを採用することで、湿気対策を万全にしています。



リビングは、無垢の水目桜を使用。ピンクがかったカラーで、空間に温かさを演出しています。


事例4:豊かな二人暮らしを実現するためにリノベーション


築22年の既存マンションは、水回りの使い勝手の悪さや収納が少ないことが不満だったため、リノベーションを決意。4LDKの間取りを減らし、クローゼットなど収納スペースを増やして二人+愛犬で心地よく暮らせる、効率の良い空間づくりを目指しました。施行面積は74㎡、工事期間は約3ヵ月、費用は約860万円です。



キッチンは二人で立っても余裕で動けるよう、広々とした空間にリノベーション。背面に家電や食器を置いても圧迫感がありません。



ゲストが来たときに、リビングに泊まれるようにスクリーンを設置。来客が泊まる機会があまりないので、ゲストルームは必要ないそうです。


事例5:愛猫と快適に暮らせる、物が散らかりにくい家


愛猫で快適に暮らせるよう、築13年の中古マンションを購入して、二人+一匹用にリノベーションした事例。施工面積は80㎡、工事期間は2.5カ月、費用は約920万円です。リノベーションのコンセプトは「愛猫の部屋」。LDKにキャットウォークに設置したり、寝室のドアにペットドアを取り付けたりするなど、人間と猫がゆったり暮らせる空間へと変身しました。



玄関の床は既存のものをそのまま利用。下足箱は撤去して靴は3段棚に収納しています。棚はどちらのものかわかりやすいように、色分けしています。



パソコン作業用カウンターは、二人同時に使用できるように造作しているので、二人で在宅勤務も可能。右手に見える書棚は、あえて下部に空間を作る、遊び心のあるデザインです。


お互いが快適に過ごせる空間を

兄弟・姉妹二人暮らしのリノベーションを成功させるポイントは、プライベート空間と、コミュニケーション空間を明確にして、お互いが快適に過ごせる住まいにすること。そのためには、信頼のおける施工会社に依頼・相談することが大切です。 マエダハウジングでは、二人暮らしのリノベーションも多数請け負っております。広島で、兄弟で暮らすためのリノベーションを考えている方は、是非一度お気軽にご相談ください。
LINE

理想の暮らしがきっと見つかる、
事例集・資料集をプレゼント

お電話でのお申し込み

PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。