親子二人暮らしの住まいをリノベーション、最適な間取りは?

親子二人暮らしの住まいをリノベーション、最適な間取りは?
住まいをリノベーションして、親子二人暮らしの生活をより快適にしたい…と思っている人も多いのではないでしょうか?でも、実際にリノベーションする際に、どのような点に気を付ければいいのか?どんな間取りがいいのか、悩んでしまいますよね。 そこでこの記事では、親子二人暮らしのリノベーションの傾向を、実際の施工事例と共に、ご紹介します。

親子二人暮らしのリノベーションで多い傾向は?

親子二人暮らしの場合、実家をリノベーションするというパターンが多いようです。その際、部屋数を少なくして、その分ひとつひとつのスペースを広くとる、収納スペースを多くするなど、住まいを広々とした空間にリノベーションするという人も少なくありません。

また、高齢になった親のために、実家をバリアフリー対応にするというケースも多いです。どちらかというと、親と二人暮らしの場合は、デザイン性よりも機能性や快適性を重視したリノベーションになる傾向があると言えそうです。


事例1:父娘二人が快適に暮らせるようリノベーション


築40年の戸建ての実家の傾きが気になり始めたことがきっかけで、リノベーションを決意した事例です。施工面積は75㎡。家の傾きを直すと同時にDK、リビング、洋室をLDKにすることで広々とした空間に生まれ変わりました。



トイレのカウンターには、ヒノキの一枚板を採用。壁には緩やかにカーブを描く間接照明を入れて、アクセントにしています。



玄関は、玄関ドアと靴箱扉、壁のみを新調。今までの懐かしい面影を残しています。

次からは、親子二人暮らしのリノベーションに活用できる施工事例を紹介していきます。


事例2:親子でストレスなく安心して暮らせる住まいに


築50年の実家をリノベーションした事例です。施工面積は74㎡。空間や生活動線の通路を広く取ることで、移動しやすい空間へと変身を遂げています。



家の中を全面的にバリアフリー対応にリノベ―ション。浴槽は高齢者でも入浴しやすいタイプのものに変え、床材も柔らかくしています。また、トイレや廊下など、動線に沿って手すりも取り付け、不安なく移動できるようになりました。



玄関扉もバリアフリーを考慮して引き戸に変更。光が通る、すっきりとした印象です。美しく引き締まったように見えて、オーナーのお気に入りなのだとか。


事例3:築100年超の生家が、親族の集う空間に変身


もともとはマンション暮らしだったオーナー。しかし、親族が集まるには手狭だったことが悩みだったため、築100年を超える生家をリノベーションすることを決意しました。 既存の建具や重厚感のある家具を再利用して、大正ロマン漂う空間に変身。施工面積は151㎡、工事期間は4.5か月です。



玄関収納の扉は、押し入れの引き戸をリメイク。また、壁にはもともとは書院にあった建具を設置しています。もとあったものを活用することで、新しさの中に、親子の思い出がたくさん詰まった長い歴史を感じさせる空間になりました。



パントリーを広く設置しているので、手持ちの収納家具も楽に置けるようになっています。階段下も収納スペースとして有効活用できるので、家族の思い出を大切にしまっておくことができますね。


事例4:歴史ある家を明るくあたたかな居住空間に


築180年以上という、先祖代々受け継がれてきた歴史ある家を、より快適に安全に暮らせるようにリノベーションした事例です。施工面積は144㎡。既存の建具も有効活用して、新しい中にも歴史を色濃く感じられる住まいへと変身しました。



リビングの一角には、古材をリメイクして作ったカウンターを設置。祭壇としての役目も果たしています。



既存の家具やご近所の家屋解体で出た建具、縁の下に残っていた古材などをドアやカウンターへとリメイク。新しいものにはない風格や風合いが感じられる空間です。


事例5:家事の効率性&収納力アップ!快適な住まいに


築26年の持ち家をリノベーションして、断熱性と収納力をアップさせた事例です。施工面積は93㎡。ものが多くて収納しきれない、家事の効率が悪いといった悩みが、リノベ―ションで解消されました。



キッチンのフロアタイルは耐水性がバツグン。油汚れもふき取るだけで簡単に落ちるので。掃除がグンと楽になったそうです。



洗面所は、キッチン側とリビング側、二か所に出入り口があるので回遊性があり、家事動線が楽に。勝手口をなくすことで、新たな収納スペースを確保しています。


親子二人暮らしは機能性と快適性が大切

親子二人暮らしのリノベーションで最も大切なのは、機能性と快適性。特に、高齢者と一緒に暮らす場合は、移動のしやすさや使い勝手の良さ、そして何よりも安全面を重視したいものです。マエダハウジングは、広島県内での親子二人暮らしのリフォーム・リノベーション事例にも多数対応しています。是非お気軽にご相談ください。
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PROFILE この記事の監修者

前田 政登己
代表取締役社長 
前田 政登己
自動車メーカーからリフォーム業界に入るも「何ていい加減な業界なんだろう」という思いから1995年にリフォーム専門でマエダハウジングを創業。30年間、3万件以上の夢の住まいづくりに携わり、現在(2023年1月時点)9年連続広島県総合リフォーム売上1位(リフォーム産業新聞調べ)となる。「リフォームで家族の明るい会話を増やしたい」という思いから、リフォーム専門紙「広島の安心安全リフォーム」「広島リノスタイル」を出版。また、「中古を買ってリノベーション!」「困った空き家を生きた資産に変える20の方法」「漫画 失敗しないリフォーム・リノベーション」などの書籍も発行。 「経済産業大臣表彰 先進的なリフォーム事業者表彰」「中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」にも選ばれた。