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真壁の和室
- 投稿日:2018年 1月29日
- テーマ:リフォーム工事
こんにちは☆
コーディネーターの沖野です。
今日は現在工事中のお宅で、真壁の和室を一から作っているので
そちらをご紹介したいと思います。
壁面に柱が見える施工を「真壁」といい、柱が見えない施工を「大壁」といいます。
最近は和室を作るお宅も少なくなり、その中でもさらに柱の見える施工の真壁の和室を作るのは
ほとんどないのが現状です。現に私もこの業界に入って8年がたちますが、一から作ったのは
今回が初めてなので、作業を見ていると興味津々で見入ってしまいます。
真壁になると大工さんが木材を刻むことも多く、ノミなどを研ぎながら丁寧に作業します。
少しの狂いがあれば、それが目に見える形で隙間ができたりするので
慎重に寸法を考えて施工していきます。
大工さんも久しぶりに真壁施工時にしか使わない道具を出されたようで
たまにはこういう真壁の和室もいいなぁ~とはりきって施工されていました。
長押を付ける時に抑える道具だそうです。
←半役という道具だそうです。鴨居を水平にして置き、取り付けます。
時間もかかりますが、やはりこういう昔ながらの施工は大工さんの腕が
あるこからこそ、できるのだと思います。
自ら木材を切り刻み、細かなおさまりと寸法を計算しながら、ごまかせない施工。
こういった技術を若い人に受け継いで行って欲しいものです。
また完成した際にはお知らせをしますね。