ファザーリング全国フォーラムinひろしま

  • 投稿日:2018年 9月 8日
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「ファザーリング全国フォーラムinひろしま」にパネラーとして参加してきました。

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ファザーリング・ジャパンは「よい父親」ではなく「笑っている父親」を増やすことをミッションとし、働き方の見直し、企業の意識改革によって10年後、20年後の日本に変革をもたらすことを目的とした団体です。

今回は、分科会で「働き方改革を進めるうえでの課題と方策」と言うテーマで、同じく働き方改革実践認定企業であるタニシ企画印刷さんとフレスタさんと共に事例発表を行いました。

私の発表は、働き方改革を導入しようとしたきっかけ、取組前の課題、具体的に行ったこと、そしてその結果を発表しました。

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きっかけは昨年広島県庁からお声掛け頂いた「働き方改革コンサルティングモデル事業」に参加したこと。

リフォーム業界は労働集約型で顧客満足を優先した時に「働き方改革は難しい」と言われていました。しかし、それでも何とかなるのでは、そんな思いからのチャレンジでした。

今回、私が一番楽しみにしていたことは佐々木常夫さんに会えること。

7~8年前に読んだ「働く君に贈る25の言葉」に感動して、新入社員に何冊も配りました。また、「そうか、君は課長になったのか」も役職者になった時に渡していました。

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自閉症の長男と病気で40回以上入退院を繰り返す奥さんと仕事の間で、育児・家事・看護をこなすために毎日定時退社しながら、最短距離で最大の成果を生み出す仕事術やマネジメント手法を生み出しています。

ここでは、書ききれませんがその内容はとても壮絶で、普通の人なら自分の運命を悲観的に思う人もいるかもしれません。その中で、
同期トップで東レの取締役、東レ経営研究所の社長を務めるという、ワークライフバランスを実践されてきた人です。

「ビジネスは予測のゲーム 次何が起こるか常に予測する」

「ワークライフバランスとは個人も会社も共に成長する経営戦略」

「タイムマネジメントとは最も大切なことは何かを掴むこと」

「プアなイノベーションより 優れたイミテーション」

その言葉一つ一つに重みがあります。


司会のPWCの松原さんも「働き方改革は決して早帰り運動ではない」ということを強くいっていました。とかく、時間外削減と休みを増やすことが注目されますが、真の目的は個人の時間を確保し個人と組織が成長するために今までの働き方を変え、いかに時間生産性を上げるか。

「小さな流れが大河となる 良い習慣は才能を超える」

ファザーリング・ジャパンの活動も小さな流れかもしれませんが、これが全国で動き出せばきっと大きな動きとなるのでしょう。

私たちもスタートしたばかりですが、この働き方改革を実勢していきます。

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