外壁塗装 塗替え時期は? 注意点は?
- 投稿日:2017年 3月31日
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フリーペーパー「CHIC」に「外壁・屋根リフォームQ&A」コラムを掲載しました。
Q1.外壁塗装はいつ頃したらいいのですか?
既存の外壁や塗料の材料によって耐用年数は異なります。また場所によっても傷み具合が違います。
一番多い「モルタル壁」の場合、8~10年が目安です。新築時に高耐久性能塗料の場合もう少し長いですが、現実は新築時に外壁塗料までこだわられる方は少なく早めの塗替えがお勧めです。
「窯業系サイディング」も8~10年が一般的ですが、無機塗装の場合はこの限りではありません。
Q2.塗替え時期の見極めは?
下記のような状況がでてきたら塗替えのサインです。
・「チョーキング」外壁を手でこすると白い粉がつく状態。顔料が劣化しています。
・「クラック」塗装膜が割れたり、外壁モルタルが収縮して割れたような状態。放っておくと雨がしみ込んで壁中のラス網が錆びてモルタル壁が浮いたり、構造材が腐食していく可能性があります。
・「浮き・そり」経年によってサイディングが浮いたり、反ったりする状態。クラックと同じく水が浸入する恐れがあります。
・「カビ・コケの発生」耐水性が無くなりいつまでも水分が壁面に付着した状態でカビ・コケの発生に繋がる。日が当たりにくい北面や山あいに多く耐水性能の劣化から塗替えの目安。
・「シーリングの劣化」サイディングの目地のシーリングが、経年劣化し浮いたりはがれている状態。打ち替えがおススメです。
Q3.工事中気を付けないといけない点は?
外壁塗装工事中はどうしても音やにおいの発生があります。洗濯物の干せない日やご近所への挨拶回りなどを注意しましょう。
最近では密集地の住宅街の塗装がほとんどですから臭いの無い水性塗料が主流ですが、付帯のペンキ補修で油性を使う場合もあります。塗装の前に高圧洗浄を行います。
この時は洗濯物は干せませんし、近所への飛び散りや洗った水の車への飛散等も考えられますのでご近所への気配りも必要です。
音に関しては、足場の脱着の金属音や高圧洗浄時のコンプレッサーの音などはどうしても出ます。古い団地では「お互いさまですから」と言われることが多いですが、10~15年くらいの初めて塗装を行うような団地ではクレームになることもあります。事前に夜勤の人が近所にいるような場合は業者に伝えておきましょう。
挨拶回りは基本業者が回りますが気になるお宅、特に迷惑を懸けそうなすぐ隣などは一緒に訪問しましょう。それだけで工事の進み具合が大きく変わることもあります。
外壁塗装はリフォームの中でもトラブルの多い工事です。
特に訪問販売の営業が良く回っておりそれも一因と言われています。
まずは、塗替え時期の目安やどんな方法があるかを自らが勉強するようにして行きましょう。
日経新聞 「アパート融資 異形の膨張」
- 投稿日:2017年 3月30日
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先日の日経新聞の一面です。
「アパート融資 異形の膨張」
「金融機関による2016年の不動産向け融資が12兆円超と過去最高を記録した。背景の一つが相続対策のアパート建設だ。
人口減社会には似つかわしくないミニバブル。まだ局所的とはいえ体力の弱い地域金融機関が主役だけに金融庁や金融界からも不安の声が上がる。
米リーマン危機を引き起こしたサブプライムローン問題の日本版にもなりかねない」
2016年の全国の不動産融資は15%増の12兆2806億円で1977年以降最高でバブル期を上回っています。
アパートローンも3兆7860億円と09年の統計開始以来最高に達し、貸家の新設着工件数が41万8543件と高水準です。
貸家は5年連続で増加しており、16年の新設着工戸数96万7000戸の43%を占めています。理由はマイナス金利などによりアパートへの融資が増えたためです。
もう一つの理由が、15年の相続税の改正で課税対象が広がったことです。畑や更地で置いておくよりもアパートを建てたほうが課税時の評価額が下がると相続税対策でアパート建設ラッシュとなりました。
以前、NHKのクローズアップ現代にも出ていた埼玉県羽生市は空室率が10年でほぼ倍増になっています。この時テレビでクローズアップされたのがサブリース契約。
「30年一括借り上げ」などをうたって建築を請け負う業者がある中、契約時の家賃が入り続けると思っていた家主が契約更改時に賃料が下がっていくことを知り、アパート収支が合わなくなるということがあちこちで起こりました。
空き家率は2013年の時点で過去最高の820万戸でした。空き家率は5年ごとに発表されていますが、貸家の空室を入れれば次の発表時には大変な数字になるかもしれません。
不動産融資がつくことと景気が上向いてきたので街中でも駐車場だった場所にどんどん新しいマンションが立っています。
新築をどんどん建てるだけでなく、古いビルをリノベーションして人が集まる場所に変えたり、空室だった古いアパートをリノベーションして満室に変える方法はいくらでもあります。
このままでは本当に記事のように日本版サブプライムローン問題になりかねません。目先を追った膨張で無く、ぜひ持続可能な社会にしていきたいですね。
広島市佐伯区 新築戸建 「家族の成長を感じられる家」
- 投稿日:2017年 3月29日
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「家族が増えて狭くなってきた賃貸アパートから脱出したい」
そんな思いから佐伯区に新築戸建を建てることにしたH様。
最初は住宅展示場に行ったり、ホームページをチェックしたりしていました。
そんな中で、マエダハウジングの名前もどこかで頭にあったそうで来店して頂くこととなりました。
何社かお話を聞いた中で、マエダハウジングに決めた理由は、
「土地探しから家づくりまで一通り面倒見てくれると感じた」
からだそうです。
中には、「土地が無い」というとあまり真剣に相手をしてくれないハウスメーカーもあったそうです。
コンセプトは「音と光と動きを感じられる家」。
大好きな音楽がゆったり聞ける、太陽の光が差し込み明るい、そして子供たちの存在が感じられる家に。
キッチンのカウンターに貼ったタイルは奥様の好きな「美女と野獣」をイメージしたオリジナルパターンで。
階段の壁に入れた4色のガラスブロックにはそれぞれ家族の色があるそうです。
正面の壁はマグネットシートの上に木の模様の壁紙が貼ってありここに子供たちが書いた絵を貼っていきます。
2階では子供さんたちが大好きなプラレールを広げても十分広い空間となりました。
「家の形や間取りにこだわったプランはわが家にとってベストプラン」
と言って頂いた「家族の成長を感じられる家」はこれからの成長も楽しみです。