広島で暮らしを楽しむ人のための情報誌「暮楽人」 Vol.163発行

  • 投稿日:2018年 6月26日
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フリーペーパー「暮楽人(くらうど)」Vol.163が出来上がりました。

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隔月で広島市内を中心に、OBのお客様、市役所、銀行、お店などに配布させて頂いています。


今回の特集は「マンションリノベーション」。

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特にしっくい塗や塗装をDIYで行い、夢を実現された2件のお宅をご紹介します。

また、暮楽人スペシャル対談では、ワッフルでおなじみの檪(くぬぎ)の兼田社長様。

元々お寿司屋に勤めていた兼田さんがお寿司のイメージで片手でパッと手に取れるように作ったのが今のワッフル。そのあたりの面白いお話が聞けましたので、ぜひ手に取ってご覧になってください。


毎回、おハガキを140通くらい頂きます。前号、Vol.162の感想です。

「いろいろなリフォーム例や便利な素材紹介もあり、毎回楽しみに読んでいます。インテリアの話の佐々木さんには大変お世話になりました。オシャレでセンス抜群!大好きなコーディネーターさんです」

「無料の冊子なのに、地域情報やら盛りだくさんでためになります。暮楽人を見るとリフォーム意欲が高まるし、お勉強になります」

「写真がふんだんに使ってあって見るだけでも楽しい上、具体的なリフォーム内容が記されているのでわかりやすい。特に「住みごこち」が好きで、その後を知ることができて興味深いです!」

「話題のお店紹介の「カフェレストラン おおまち」に早速行ってみました。おさかな定食は結構良かったです!」


広島で暮らしを楽しむ人のための情報誌「暮楽人」。これからも充実した誌面作りを行っていきます。


読んでみたい人は、HPよりお問い合わせください

日経新聞「空き家 予備軍 東名阪 330万戸」

  • 投稿日:2018年 6月24日
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「空き家「予備軍」東名阪330万戸」

昨日の日経新聞一面の記事です。

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「大都市に空き家の予備軍が大量に潜んでいる。65歳以上の高齢者だけが住む戸建てとマンションの持ち家が東京、大阪、名古屋の三大都市圏に合計336万戸あり、同圏内の持ち家全体の2割強に達することがわかった。

現在の空き家比率は7%。家主の死後も相続人が入居しないことが多く、古い家屋は買い手がつきにくい。中古住宅の流通を促進しないと空き家が大都市であふれてくる」

総務省の住宅・土地統計調査で65歳以上だけが住む戸建てを空き家予備軍とみなし、全国の持ち家3179万戸に対し、空き家予備軍は22%にあたる705万戸あります。三大都市圏がこの48%を占めるというものです。

予備軍が最も多いのは東京都の67万戸で持ち家の21%。現在の空き家15万戸5%から、かなり増える見込みです。空き家数でトップの大阪府も予備軍は51万戸で、その比率は東京都を上回る22%です。

「居住密度が下がると水道やゴミ収集など行政サービスの効率が悪化する。これを防ぐには中古住宅の流通を促す必要があるが、国土交通省によると、住宅流通に占める中古の割合は米国83%、英国87%に対し日本は15%だ。

スタイルアクトの沖有人社長は「日本でもリフォーム市場を活発にする必要がある」と語る。「改修後の実質的な価値で資産評価すべきだ」と沖氏は訴える

これは以前から言われることですが、やはり日本には新築偏重主義がいまだ残っており、「何百万もリフォームにかけるくらいなら建替えたほうがいいんじゃないの?」と言われることは多い。

古家付の中古住宅なら、家が無い方が高く売れるということも、しばしばみられます。

その結果、人口減少しているにもかかわらず、新築戸建や新築アパート・マンションがいまだ100万戸近く建ち、結果、空き家率が増加しているという皮肉な現状になっています。

直近のデータである2013年10月時点で820万戸、過去最高の空き家数となっている日本。今年のデータが来年あたり発表される予定ですが、すでに1,000万戸を超えているのではと言われています。

弊社では、空き家の価値を見出し、磨き、再活用する「空き家再活用」を進めています。

空き家の中でも一番問題となっている「その他の住宅」は19%増の318万戸。半分以上はそのままと言う状態で放置されています。

地震の時の家屋倒壊や先日の向島での脱走犯の時にもニュースになりましたが、犯罪に使われたりと言う危険もあります。

空き家予備軍がこれだけある現実を見て、空き家や中古住宅を質のいい住宅に変えて流通を活性化させる方法が必要なのではないでしょうか。




大阪北部地震 ブロック塀倒壊

  • 投稿日:2018年 6月19日
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昨日、大阪北部を震源とする地震は一夜明けて4人の死亡が確認されました。

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負傷者は2府4県で計376人。


高槻市の寿永小学校でプールのブロック塀が倒れ、小学生女児が命を奪われたニュースの映像は見るたびに胸が痛みます。

その他にも、ブロック塀の倒壊やタンスの倒壊によって亡くなられた方がいらっしゃいます。
ご冥福をお祈りいたします。


何故、ブロック塀が倒れたのか。

倒壊したのはプールを取り囲む高さ3.5mのうちブロック8段1.6mで長さは約40mに渡ります。

建築基準法では、

・ブロック塀の高さは地盤面より2.2m以内
・ブロックの厚み 2.0m以下は12cm以上、2.0m超える場合は15cm以上
・たて筋、よこ筋は40cm~80cmの間隔で入れる
・1.2mを超えるときは、控え壁を3.4m以内の間隔でつける

報道を見ると高さが地盤面から3.5mと基準を超えていることと、控え壁が設置されていなかったことが原因とみられています。

3年に1回、点検が行われていますが、ブロック塀のチェックがされてなかったようです。


1978年の宮城県沖地震で、9人の方がブロック塀の下敷きになって亡くなられたのを期に81年建築基準法が改正されました。

しかし、現在も基準を満たしていないブロック塀は多数残されています。95年の阪神・淡路大震災でも、多くの方が倒壊したブロック塀で亡くなられたとみられています。

目的が目隠しや防犯であれば今はブロックに変わるものもあります。

耐震と言えば、耐震補強や家の中がどうしても重視されますが、外構にも目をやりこのようなことが二度と起こらないようにしていかなければなりません。



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