日経新聞「大工不足、ロボ導入」

  • 投稿日:2018年 6月18日
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日経新聞に面白い記事を見つけました。

「大工不足、ロボ導入」

戸建住宅に大工ロボットを導入しようというものです。

「戸建て住宅の建設などに携わる大工が大幅に不足しそうだ。野村総合研究所の調査によると、2030年の大工1人あたりの新設住宅着工戸数は10年比1.4倍になる見通し。作業効率を高めるため、住宅メーカーなどは建築現場へのロボットの導入といった対応策に乗り出している」

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野村総研の調査によると、30年の新設住宅着工戸数は10年比27%減の約60万戸に減少する見通しです。ただし、大工は30年に約21万人と10年比で半減する見込みで、大工の減少幅が新築住宅着工戸数の減少幅を上回るようです。

そのため、現場では大工ロボットが導入されるというものです。タブレット端末で指示を送ると、AI搭載のロボット2台が自動で石こうボードを持ち上げてビスを打ち込むもので、20年から戸建て建設現場に導入される見込みです。

ピーク時90万人いた大工さんも00年に64万人、10年に39万人と激減しています。

周りにも60代、70代の大工さんがいまだ活躍している現状で、若手を育てていくことが業界の課題となっています。

しかし、一人前になるのに時間がかかる現状と働き方改革の問題も出てきた中、単純な作業はロボットにまかせるというのもありでしょうね。

近い将来、建築現場にもこのようなシーンが見られるようになるかもしれません。



第5回 マエダハウジングカップ少年野球大会開催

  • 投稿日:2018年 6月17日
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第5回マエダハウジングカップ少年野球大会が開催されました。

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会場は晴天の豊平どんぐりスタジアム。

今年は、昨年より6チーム多い34チーム。過去最高の680名の選手の皆様に参加して頂きました。

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今大会の準備、運営にご尽力いただきました関係者の皆様方、保護者の皆様方、そして趣旨をご理解頂きご協賛いただいた各社様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。

力強く原クラブのキャプテンが選手宣誓。

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私も始球式をさせて頂きました。昨年は五十肩で激痛が走りましたが、今年は何とか届きました。

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弊社の経営理念に「地域への貢献」と言う言葉があります。

10年ほど前より地域スポーツへの貢献ということで、ソフトボール大会への協賛や社会人ソフトボールチームの支援を行っています。

そのご縁で、5年前に第1回マエダハウジングカップ少年野球大会を開催させて頂きました。

昨年度優勝は宮内少年野球クラブ。

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今大会はどのチームになるか。3日間に及ぶ白熱した熱戦が繰り広げられることを期待しています。

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「モデリング」 原田左官工業さん訪問

  • 投稿日:2018年 6月16日
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「モデリング」と言う手法で、若手の左官職人や女性職人を育成して話題の原田左官工業さんへ行ってきました。

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左官職人は建築業界の中でも難しい職種で年々減少しています。

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特に30~40代が少なく、弊社の現場でも多くは50~70代です。

そんな業界で、20代の全くの素人を入れて一から育てていく。4年経つと一人前になって現場へ入っていく。その手法がモデリングです。

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左官は鏝を使って仕上げる仕事で技術が出やすい仕事。今までは仕事を覚えるのに10年はかかると言われていました。

「見て習う」「先輩の技術を盗む」そんな教え方が主流でした。
しかし、育成に時間がかかり、現実は10年経って一人前になる前に辞めてしまう若者も多くいます。

モデリングは、名人の塗っている姿をビデオで撮影し、それを真似て塗る。そして、自分が塗っている姿も撮影し名人とどう違うか比較させます。

時には1時間に20回剥がして塗るという作業を繰り返します。
そうすることで現場に出なくても早く塗れるようになります。

また原田左官さんの特徴は女性が8人いること。主婦の方も2人います。
店舗の工事がメインということで、「夜間はどうするのか?」「重いものはどうするのか?」と言う質問も出ましたが、そばにいた若い女性職人さんは「もちろん、出ますし、運びます」と。

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店舗では、塗り壁が多くなっています。
クロスやパネルと違う味わいや表情が塗り壁にはあります。
確かに女性特有の感性や色遣いは左官仕事に向いているかもしれません。

左官さんだけでなく大工さんやその他の職人さんも減少している建築業界。
モデリングが若い人の育成に一役買うことを期待しています。

「新たなプロの育て方」

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