床下換気と換気



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マエダハウジングの岩本です。

新型コロナウイルスでマスクが日常の装備品となりました。

本日ご紹介したいのは 床下換気と室内の換気の重要性です。


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写真のご自宅はカビが多く発生して室内にもカビのにおいが発生しました。

原因は床下換気口をつぶして付けた強制の換気扇こちらが壊れており、自然換気口からの空気を取り込めなかったことも原因のひとつでした。

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本来床下換気口が必要な家での換気口のサイズは 300cm2の大きさが必要ですが、上記写真のようい機械によって塞がれてしまっています。

今回は外して新たな換気扇を設置しました。

外周部の壁も断熱がうまくいっていないので、カビが生えている状態。 押入の床材のボロボロになっていました。

しかし、家の軸組などはしっかり作られていました。

大工さんは腕を振るって作った家でしたが、断熱・気密 の意識が薄かったため、このような状態になっていました。

工事中は目がいたくなるほどのカビのにおいが充満していました。

カビの生えたエリアの改修をして、断熱・換気をしっかりと施工しました。

室内も24時間換気計画から給気・排気を必要箇所に設置しました。

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耐震計画も図面の位置に実際行われていないところがあり、改めて耐震診断と補強を行いました。

当時は大工さんの経験と勘で位置を変えたり、なくしたりしたのだと思われます。

しかしながら、今より良い木材なども使用してあったり、今より手間をかけて作られた大事な家です。

こちらは築35年の家で今のように情報化が進んでいないころに建てられています。仕方のないところもあります。

今の建築基準は、過去の地震体験からより意識が高くなっている時代です。断熱も換気も同じです。

このように断熱・耐震・換気計画をしっかり考えてあげれば、安心な家で、今ではなかなか作れない家もながく住むことができます。

こちらの家も見違えるほどの空気の清涼感と断熱性能を体感していただいております。

見えない性能は非常に大事だと実感できる工事でした。


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