びんごの空き家 賃貸・解体にもコスト

  • 投稿日:2016年 6月21日
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「びんごの空き家 賃貸・解体にもコスト」

尾道の築100年の実家が悩みの種というYさんの記事。


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「兄が暮らさなくなって10年、仏壇にお供えに毎日来る。住みたい」という話はあるが、なかなか決まらない。代々受け継いだ家を残したいが管理してくれる人がいれば・・・」。


所有者は空き家があっても手を付けられない事情があります。

中国新聞のアンケートでも売却や賃貸をしない理由は「荷物がある」が最も多い。

他には、「時々帰る」「荷物がある」「仏壇がある」「貸すには修繕費がかかる」「壊すのに費用がかかる」など。

多くの人が片づけにトライしますが、捨てていいかどうかの判断に困り、途中で壁にぶつかってしまうようです。今は片づけや処分をしてくれる会社があるので利用するのも一つの手です。

アンケートでは空き家となって41年の家もあり、平均が10.4年でした。

福山のOさんは、

「親の建てた家が、使われずに朽ちていくのを見るのが忍びない」

解体も考えたが300~400万の費用が見込まれ断念。賃貸も問題の先送りと考え、売却することにしました。

解体費用は家の大きさにもよりますが、平均で100~200万はかかります。場所や大きさ、中の家財によって300万以上というのもあります。

貸すと言ってもリフォーム代はかかります。尾道のH様は水回りのリフォームに500万円かけ、市からの助成金30万円が出たようですが、回収するのに何年かかるでしょうか。

空き家が発生するタイミングの51%が相続の時です。

しかし、どうしていいかわからずそのまま手つかずの人も多いのが現実。固定資産税や空き家の管理料なども年間ではばかになりません。マンションならこれに管理費、修繕積立金もプラスされるでしょう。

空き家は放っておいても何も解決しません。時には近所に迷惑をかけたり、心配のタネにもなります。売却を含めて早めの検討をした方がいいでしょうね。

不動産いちば


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