GDP600兆円 リフォーム需要に期待
- 投稿日:2017年 1月21日
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昨晩、アメリカのトランプ大統領の就任式が行われました。
オバマ大統領の時は180万人集まった観客たちも今回はその半分だったと言われています。
「Make America Great Again」
就任演説は、「アメリカを再び強くする、豊かにする、誇り高い国にする、偉大にする」と、終始自国アメリカの経済についての内容だったと思います。
日本でも多くの人が気になるのは、これからの日本にどのような影響があるのかということではないでしょうか。
トランプ大統領就任前は、日本も円安株高に触れましたが、今後は果たしてどうなるでしょうかね。
先週の日経新聞に「見えた?GDP600兆円」の記事が出ていました。
15年度の名目GDPは532兆円。
2.5%の成長が続けば20年度には600兆円達成できます。
600兆円のけん引役として期待されるのが、「研究開発費」「東京オリンピック・パラリンピック」「家事支援サービス」、そして「リフォーム需要」。
それぞれの頭文字を取って「RORA(ローラ)」と呼ばれているらしいです。
「住宅リフォーム市場は高齢化で4兆円規模に育った。10㎡未満の小規模リフォームはGDPにほぼ計上されていないためさらに数兆円の押上げを期待する」
リフォーム市場は15年度は6.6兆円、16年度は6.6兆円、20年位は7.3兆円と推測されています。
高齢化で市場が増えたという気はあまりしませんが、東日本大震災以降家族の繋がりや絆を改めて考え「実家、二世帯リフォーム」が増えたり、長引く不況の中から新築に変わって「中古リノベーション」が増えています。
これには「古いものがいい」「オリジナリティ」など今の若い人たちの新たな価値観の変化も影響していると思われます。
リフォームが日本経済の復活に少しでも役に立てるようであればと期待しています。