日本経済新聞 「優良中古住宅を認定」

  • 投稿日:2017年 2月21日
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先日の日本経済新聞の記事です。

「優良中古住宅を認定」

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『国土交通省は高品質の中古住宅を対象にした認定制度をつくる。建物の劣化度合いを調べる住宅診断の実施や、保険加入などの一定の基準を満たせば、新設する認定マークの使用を認める。


「不安」「汚い」「分からない」という中古住宅のイメージを拭い、いま4兆円ほどの中古市場の規模を、2025年までに倍に増やす』

以前は「プレミアム既存住宅」と言う名前も候補に上がっていました。

新耐震基準を満たし、ホームインスペクションを実施することと、既存住宅売買瑕疵保険の加入も条件とするようです。

売主が必要なリフォームやホームインスペクション、売買瑕疵保険加入の費用を負担することで買主も安心して中古住宅を買えるような市場になっていくことでしょう。

日本は住宅の流通市場に占める中古住宅の割合が15%とアメリカ83%、イギリス87%らに比べ極端に低くなっており、住宅投資に占めるリフォームの割合も3割弱にとどまっています。


中古住宅を選ばない理由として、「品質の不安」「汚い」「わからない」というイメージがありますが、国が認定マークでお墨付きを与えることで、安心して取引できる環境を整えるものです。

昨年発表された住生活基本計画には中古住宅の流通市場規模を4兆円から8兆円に倍増させる目標も掲げています。

これによって優良な中古住宅が増え、中古市場の拡大につながればいいですね。


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