「第一回岸和田市空き家管理活用セミナー」 開催
- 投稿日:2016年 10月31日
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岸和田市主催の「第一回岸和田市空き家管理活用セミナー」にて講演をさせて頂きました。
特定非営利活動法人「人・家・街 安全支援機構」共催で、過去、兵庫県、神戸市、高槻市、広島市でも行いました。
岸和田市では、住宅取得者に宝くじ300枚プレゼント、市内転入同居又は近居者に最大50万円、三世帯同居者に住宅購入またはリフォーム工事費用最大10%補助等の手厚い支援があります。
第一部は、大阪府不動産コンサルティング協会米田会長による「知っておきたい空き家対策・活用方法」。
空き家は過去最高の820万戸、13.5%の空き家率になっています。どこの市町も空き家の問題を抱えておりその対策に頭を悩ませています。
空き家は2,023年には1,400万戸、21%になると予測されています。賃貸・売却・別荘を除いた「その他住宅」も500万戸になると思われており、それを400万戸に抑制しようと言われています。
空き家が発生する理由の半分は相続時です。空き家になったら「売る」「貸す」「除却(壊す)」「住む」「そのまま」「管理」と言う方法がありますが、「管理」はいずれ「売る」「貸す」「除却」「住む」になってしまいます。
相続人が「住む」にも、「貸す」にも大きな費用がかかるため、結局「そのまま」と言う方が多いことが空き家の問題を加速させていることに繋がっています。
「中古住宅の流通」と言う視点から言えば「売る」と言う方法が良いと思います。
私は第二部で「中古住宅購入の魅力と落とし穴」というテーマで「中古+リノベーションの注意点」と「空き家をリノベーション」した事例を話させて頂きました。
10年前から中古住宅を買ってリノベーションしたい人向けに個別のセミナーを開催してきましたが、やはりポイントがいくつもあります。
空き家も放置していれば、悩みの種であり、近所や社会の迷惑になりかねません。ぜひ、空き家について一緒に考えてみませんか?